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2011年4月

2011年4月30日 (土)

青空片想い2

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 昨日に引き続きこの曲。歌詞のバックグラウンドについての雑感。
 歌い出しは、「僕」が偶然を装って「君」とすれ違う朝の情景。偶然のふりをして女の子とすれ違うというというのは、その名もずばり「偶然の十字路」等々でもみられた。
 それに続く歌詞。

名前も知らない野花(のばな)に惹かれて/手折(たお)ることもなく 遠くから眺めてる
このまま枯れずに咲けばいい

 「野花(のばな)」に「手折る(たおる)」。
 どっちも少し古風な香りのする言葉で、若い女の子たちの歌にはあまり出てこない(「君が手折りし桃の花」という歌詞が「蘇州夜曲」にはあったね)。


 「野花を手折る」で思い出すのは、このゲーテの詩(と曲)。

童は見たり/野中のばら

 で始まる詩の第2スタンザ、

手折りて行かん/野中のばら
手折らば手折れ/思い出ぐさに
君を刺さん/紅におう
野中のばら

 リンク先にもあるように、ゲーテが自分が若かったころの、フリーデリーケという女の子との恋について書いた詩。


 ゲーテは基本モテモテの人で、いっぱい恋愛をしたらしいんだが、その中でもこの恋は、後で振り返って「彼女に悪いことしたなあ」と反省しきりだったとのこと。大学生だったゲーテは、彼女とつき合うだけつき合って、卒業したら黙っていなくなっちゃったんだそうだ。


 彼女はその後生涯独身だったっていうんだから、ゲーテ悪いよねえ。


 これにシューベルトとウェルナーが曲をつけた。今はどうかわからないけど、中学か高校の音楽の教科書に載っていたと思う。当時はそれが恋の隠喩であるとは知らなかったし、気がつきもしなかった。


 今だったら「野に咲く花を手折る」、というのは「女の子を喰っちゃう」って意味だよーってすぐに判るのだが(この「喰っちゃう」というのも隠喩だけどね)。


 秋元康が「青空片想い」を書いたとき、頭にゲーテのこの詩を思い出していたんじゃないかな、というのが僕の想像。彼ほどの作詞家が「野ばら」を知らないはずはないし、わざわざ「野花」「手折る」という言葉を使うのには意味があるんだろうと思う。


 もっともモテモテのゲーテは、さっさとフリーデリーケを「手折」っちゃって、血を流すことになるのだが、「チームこっちがわ」の「僕」は手折ることなくじっと見守り続ける。つーか女の子を「手折る」スキルを身につけるには、もう少し苦労しなくちゃなんないんだけど。

朝露みたいに瞳が濡れても/僕はここにいて盾になる
味方の一人でいるから
誓いは片想い/君は知らなくても構わない

 「僕」のスタンスは、まるで貴婦人に忠誠を誓った騎士のようだ。


 こういう「純粋」な片想いができるのも思春期の一瞬だけだよな、とは思う。


 でもホントは、傷つき傷つけ合う恋愛をするのが人生だぞ、とか、「声に出さずに励まそう」じゃあ伝わらないし、彼女もわからんぞ、とかオジサンが思うのも事実。


 で、「チームこっちがわ」の少年諸君が挑む次のレッスンは「大声ダイヤモンド」というわけ。

2011年4月29日 (金)

青空片想い

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 SKE2枚目のシングル。


 秋元康は、時折ものすごく消極的または絶望的な片想いを歌にすることがある。最初っから成就することを諦めているような片恋の歌。


 たとえば「君のことが好きだから」。

愛とは返事を/求めない声さ
一方的に贈るもの

 であり、「僕」は

君のことを思う度/僕は神に感謝してるよ
振り向いてくれるのは/永遠の先

 で満足しちゃっているのである。
 

 この、「青空片想い」もそんな曲。


 PVの撮影はビルの屋上。場所は多分ここ。ヘリポートをステージにしていると思われ。


 幕張メッセで会議をやるときは、ここが定宿で、今まで十回以上は泊まっているホテルなのに、今日まで気がつかなかったよ。
 ちなみに昔の幕張プリンス。経営が傾いたところを「私が社長です」が買い取った。

 そういえば数年前ここに泊まった翌日、メッセの会場に行くと、長蛇の列があった。何だこりゃと思ったが、あれがAKBの握手会だった。あのころはそんなに興味もなかったのだけれど。
 

 PVはというと、空からヘリが舐めるようにフライパス。空撮もカッコイイぞ。
 サウンドはのっけからバスドラがドン・ドン・ドン・ドン・ドンと強めに刻んで、いかに「これでどうだーヲタどもーミックス打てよ-!」ってなイントロで、かつダンスもSKEらしくアクティブで、松井Jはいつもどおりのコマ落としダンスだ。


 でも詞は、というと

青空片想い/僕は君の空になりたい
見守っていること/気づかなくていいよ

 とあくまでも消極的・絶望的なのだ。
 

 何も知らなくてこの歌詞だけを読んだら、普通はフォーク調で少し寂しさを湛えたメロディーが浮かんでくるよねえ。タイトルの連想発作曲者経由でたどり着くとしたら、こんなイメージだろふつう。


 でもあの曲。あのダンス。


 もちろん秋元康が作曲するわけではないが、曲のコンセプトは全て秋元のコントロール下にあるわけだから、この詞とのミスマッチも計算の上のはず。


 何考えてんだろ、このおっさん。そう思うことしばしばである。


 言い訳Maybeのところでも言及したのだけれど、秋元自身はちょっと「こっちがわ」の人間の匂いがするんだよね。

 
 「こっちがわ」ってのはちょっとヲタで、少なくとも思春期に報われない、切ない恋の経験をしたことのある人のチーム。


 あ、もう少しぶっちゃけると、今風に言う非モテ系ね。うん。知識や才能はあるんだけど、女子の前に出ると萎縮して何も言えなくなるか、またはテンパって、ブンガクとか語っちゃうような。


 それくらい秋元の「僕」を主人公とした片想いの歌には、リアリティーと説得力がある。
 ふだんの、ポジティブに前向きに積極的に当たって砕けろよの説教よりも、はるかにしっくりくる。 

 こういう「かなわない片想い」を、明るく楽しく力強く歌っている彼女たちは、決して詞の心を体感しているわけではない。彼女たちには彼女たちなりの苦しさ、つらさはあるだろうが、それは「僕」たち(あ、一人称使っちゃったよ)が悩んでいる片想いのそれとは異質なものだ。そこには絶望的な断絶が横たわっている。


 しかしそれでも彼女たちは、その断絶を越えようと一生懸命、「こっちがわ」の人たちに手を差し出す。意味はわからなくとも、そう振る舞うように秋元Pは要求する。

 
 もちろん「こっちがわ」でもその手は決してつかむことのできない幻想、フィクションの手だということは、わかっている。
 わかってはいるのだが、それでもその手は、「僕」たちが、心の底から憧れている(またはかつて憧れていた)手にそっくりなのだ。
 

 かくして、今日も「チームこっちがわ」のハートは鷲づかみというわけだ。

2011年4月28日 (木)

ラジオガールの純情

よにこも!第4回

 相変わらずDの書いた「今週のタイトル」を小気味よく無視してはじまった「よにこも!」だが、番組途中のコーナーでよにこもDが「AKB劇場に行ってコンサートを見たことがあるんだ」と告白。しかも折井がいたころの初期であることが判明。
 
 途端にびびる佐藤(亜)

コ、古参じゃないですか。
うそ~。私あの、コ、古参には弱いんです。
古参は大事にしなきゃって思ってるから…あまり強く出れなくなっちゃう…
これあの、聞かなかったことにしていいですか…

 なんで古参に弱いかをDに問われた佐藤(亜)

やっぱねえ、そういう人たちが、私を、やっぱ一番最初やっぱ支えてくれた、
だから今でも、一番最初にファンになって下さった方とかが、たとえ、今違う人のファンであっても、
やっぱその人は大事にしたいって思いますもの。やっぱし。
だってその人が応援してくれなかったら、やって行けなかったもの。
手紙とかくれたりとか、公演来てくれたりとか、握手会来てくれたりとか…

 いい子だ、いい子だぞ佐藤(亜)。
 ちょっと「やっぱ」が多いけど。

 よにこもDがホントに古参かどうかは別にして、佐藤(亜)が、客としてシアターに出入りしてた頃から知っている古参と呼ばれるファンたちは、「客」から「メンバー」という転身を遂げた彼女を支えてきた。
 第1回総選挙での8位という奇跡の順位(「神の7人」のひとつ下だぜ)を実現させたのも彼ら古参の力だった。

 それら古参に対するリスペクトが、思わずあふれ出てしまった佐藤(亜)であった。

 ところで「一番最初にファンになって下さった」けど、今は「違う人のファン」の人って、○○さんだよね、って古参の人はわかるんだろうな、というか「それがわかる人」が古参の名に値する人なんだろう。
 よにこもDはわかんないだろうから、平気だよ、邪険に扱っても。

 あとDの「ハロプロが好き」告白を受けて「私もハロプロ大好き」でちょっと脱力。

 AKBのメンバーでハロプロ好きは多いし、それを公言することも少なくない。
 一見トップランナーの余裕みたいでもあるが、これはAKBがハロプロに遠く及ばないころからのことである。無邪気というか敵愾心がなさすぎるというか。大島(優)が紅白の視聴率に関して、「モー娘。に勝った云々」とシアターで発言したことがあったというが、これはむしろ例外。

 こういうこだわりの無さが魅力であったり嫌われる要因であったりするわけだ。
 
 それはさておき。
 今回もノートランボン。

 前週、まさかのビッグ3(篠田前田峯岸)が共演したANN(前田もあれだね、仲良しと一緒だと多少体温高めになるね)ではきちんとトランボンネタは読まれたのに。
 なぜか「よにこも!」で、佐藤(亜)は触りもしない。
 
 他局のANNで、トランボンさんの名前を挙げて番宣させてもらったお返しはしておかないと、と思うのだが。

 しかもANNでは、予定されていた「ラジオ王決定戦」を急遽中止にした。誰がどう考えても佐藤(亜)が出ないラジオ王決定戦はありえないもんね。
 ANNは「ラジオといえば佐藤(亜)」をサポートしてくれていると思うんだけどなあ。

 ANNのエースであるトランボンさんに触れるとどうしてもANN自体に触れざるを得ないから、それを避けている、ということなのか。

 ヨニコモのDがゴーサインを出さないのか。

 それとも単にまだコーナーが出来ていなかったから、読むネタがなかっただけなのか。

 新コーナーも出来たことだし、次週はぜひトランボンさんに触れて欲しいなあ。ネタは読まなくても。

2011年4月26日 (火)

リオの革命2

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 前回は歌詞を中心に「ミ・アモーレ」と比べちゃって、この曲のいいところがあまり書けなかった。

 じっくり歌詞を読んでみるとアレなんだけど、公演の映像を見てると激しい動きが圧倒的で、歌詞に突っ込んでいる暇もなく、みんなして右手を振り上げてHey! Hey! Hey!だもんね。

 いや、お愛想じゃなくてマジでマジで。

 メモリスト氏もべた誉めしていた。

リオの革命。両腕を高く振り上げるフリがなんともダイナミックでかっこいい。他のフリも全部好きです。 リオの革命最高です!! 新セットリストの中で一番好きな曲です。

 セットリストの曲はどれもそうだが、特にこの曲はライブで見てこその曲なんだろう。

 A2の他、B2KII1の「リオ…」を見たけれど、どれもよかった。
  
 TeamBがAX2008で「リオ…」を演ったとき、コメンタリーの大島(優)がそのパフォーマンスを評していわく、

なんか、飛んでるの。
(中略)
かわいらしく踊るのかなと思ってたわけ。
これを見て私ビックリしたの。
Bってこんなに力強い面があるんだなあって。

 この「飛ぶ」ダンスの力強さは、TeamAから移籍した平嶋のスタイルが、TeamBのメンバーに伝わったものだというのが、少年王3号さんの分析である。

 余談ながら少年王3号さんの、「平嶋夏海の物語上中下」には本当に蒙を啓かされた。
 一読以来それまで全く眼中になかった平嶋に対するシンパシーを強く感じるようになった。
 なっちゃん頑張ったんだなあ。A1のころに比べるとずいぶんべっぴんさんになったしさあ、とかね。

 こういう風に、ひとりひとりの中に物語りを読み取り「背景でしかなかったその他大勢」の女の子が「かけがえのないメンバー」に変わっていく。それがAKBの醍醐味であり、秋元康の術中にまんまとはまった状態とも言える。
 
 余談の余談だが、少年王3号さんの新たな評論を読む機会がもうほとんど無い(あと1回のお約束ですよね?)というのは誠に千載の恨事と言わざるを得ない。
 
 それは別儀として。

 大島(優)をして「ビックリ」と言わしめたTeamBの「リオ…」だが、KIIのそれは、さらに運動量の点で上回っているかもしれない。

 動きが大きくて、速い。曲のテンポもわずかながら原曲よりも速いんじゃないか? 
 それは洗練という言葉からは遠いところにあるのかもしれないが、僕らが彼女たちにに望んでいるのはそういうもんじゃないもんね。
 「リオ…」から次曲「JESUS」へのコンボは是非ライブで見たいなあ。

--

 「AKB48ヒストリー」落手、読了。
 多くのエピソードが載っているが、たいていはすでに知っていることであった。ってことは、僕も超初心者の超くらいは取れたって言っちゃっていいのかしらん。

 読んでみてやっぱりそうだろうなあ、と思ったのは、渚のCHERRY。あからさまにバックダンサー扱いされた平嶋、峯岸は失望し(増山は?)、前田は動揺した。さもありなん。

 「”生きる"ということは、何かを”目撃する”ということである」とは書中にある秋元の康の名言だが、小さな女の子にそこまでさせてまで、人々に何かを見せようとする秋元はまさに鬼だ。

 「見逃したの? 仕方ないなあ。じゃあ面倒見てやるからしっかりその両の眼で見るんだよ」と、この鬼はどこまでも親切である。

 もっともその鬼よりもコワイのは、「それ」を見るのを心から欲している僕らの業の深さなんだけどね。

2011年4月24日 (日)

リオの革命

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Tag:恋、季(夏)

A2の8曲目。
 場所はリオデジャネイロ。季節はカーニバルが行われるころだから3月上旬くらい。
 夏のイメージで勝手に7月とか8月とか想像しちゃうけど、南半球だから季節は逆。
 
 リオのカーニバルをテーマにした歌と言えば、思い出されるのはこれ作詞は康珍化。

あなたをさがしてのばした指先が
踊りの渦にまかれてく 人ごみに押されて
リオの街はカーニバル 銀の紙吹雪
黒いヒトミの踊り子 汗を飛び散らせ
きらめく羽根飾り

 この「ミ・アモーレ」は、カーニバルの雑踏で恋人とはぐれてしまった女性が主人公。祭りの熱気に煽られ、誘惑され、刹那的な欲望に迷う姿を歌う。

 女性は「あなた」とはぐれて困惑している。でも同時に、心の奥底に潜む「別の女」がささやく。「今こそ恋のチャンス」と。

 恋心の奥深さと矛盾に満ちた複雑さ、カーニバルの熱気と華やかさと淫靡さ。1985年のレコード大賞に選ばれた名曲だ。康珍化の傑作。康は前年にはレコード大賞作詩賞も取っている(ちなみに秋元康は、どういうわけかレコード大賞には嫌われている。大賞はおろか、作詩賞もない。いちばん近づいたのは「川の流れのように」だったのだが、美空ひばりが死んでしまって、大賞を逃した。取れたのは作曲賞だった)。

 翻って、われらの「リオ」はどうだろう。

夏の嵐は/リオのカーニバル
あのリズム/体も揺れる
刻む打楽器/響くホイッスル
もう 誰も止められないわ

 うーん、なんだろう、字面からは全然華やかさも熱気も伝わってこない。

あなた どこにいるの?
見えなくなって/I need you!
置いて行かないで
一人 淋しすぎるわ/I want you!

 こっちの女の子も彼氏とはぐれてしまったのだが、ちょっと頼りない。

異国の街角
はぐれてしまった/迷子みたい

 いや「みたい」じゃなくて、あなた完全迷子ですから。

 で、すっかり心細いのかと思ったら、

右手を振り上げて/Hey! Hey! Hey!
心が叫んでる/Yoo! Yoo! Yoo!

 といきなり元気になっちゃった。
 さっきまで、消え入りそうな声でI love youってつぶやいてたのにさ。あれかな、何か飲まされちゃったかな。

抱いて 抱かれて/キスは火の酒
そのノリで/乱れるパーティー

 「ノリ」ってあんた、コンパじゃないんだから。
 
 この「抱いて抱かれて」というのは、そう、「ミ・アモーレ」にも出てくるフレーズですね。

 すっかりいい調子になっちゃった女の子は

踊れ 踊れ 道の上は/自由のパラダイス
踊れ 踊れ すべて忘れて/嫌なことは
汗で流そう/暑い夜の幻

 うん、やっぱ何か飲まされちゃってるね、この子。南米だけにアップ系の白いヤツかな。

 しゅんとしてた女の子が元気になっちゃったことが「革命」ってことなのかしら。

 康珍化は、80年代~90年代の歌謡曲ではバクハツ的な人気を誇った作詞家だった。われらが秋元御大とは3つ違い。どちらも20代の新進気鋭の作詞家で、たくさんの歌手に詞を提供していた。

 秋元康と康珍化がどんな関係であったのか、僕は知らない。でも当時は、人気、名声、売り上げ、どれを取っても康珍化が一歩上を行っていたように思える。

 本当かどうかは知らないが、こんなエピソードを聞いたことがある。
 二人は当時最強のアイドルであった小泉今日子に同時に詞を提供した。その結果、康珍化の詞が新シングルのA面に選ばれ、秋元はB面に甘んじた。康の詞を読んだ秋元は素直に負けを認めたという(ちなみにちなみに、小泉今日子自身はレコード大賞作詩賞を取っている。

 21世紀になって、康珍化の名前はあまり聞かなくなった。秋元が書いたこの詞は、ちょっと康珍化へのオマージュが感じられるんだけど、康珍化には届いてないかな。

 いや、歌としては大好きですけれども。ここまで言っておいて何ですけど。マジでマジで。
 じっくりしっとり聴かせる明菜の歌とは別種の歌ですから。

 あと康珍化が秋元康の別名だとかゆってる人いるけど、大嘘ですからね。「康」が被ってるだけだからね。

2011年4月23日 (土)

ラジオガールの黄昏

ANN

どこのどいつだ!
私を差し置いてラジオ王を僭称する者は!!
ことと次第によっては目に物見せてくれるぞ!!!

こんばんわー!

 ぐぬぬ…



ラジオ王決定戦はね、またいつか。たくさん出演した、ラジオ王でやりますからね。ラジオ王対決でやりますから。10回以上出た人でやります

 さすが、さすがは苦労人峯岸&年の功篠田。前田はたぶん半分寝てたでしょ。

背中から抱きしめて

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Tag:恋
A2の7曲目。

あっちを向いたポニーテール
ほっぺをわざと膨らませて/不機嫌をアピール中
あなたを困らせる/私だけを見てくれないからよ

 感情のコントロールがちょっと苦手で、男の子を翻弄するタイプの女の子。
 こういう女の子に惹かれる時期が、男の子にはある。

 「あの子のことをわかってやれるのは、俺しかいない」とかなんとか思っちゃってね。つらい思いをすればする程、彼女に対する自分の気持ちが試されるような気がして頑張っちゃう。

 でもそういう年頃の男の子は、得てして女の子をどう扱ったらいいか、肝心なところでわからない。

背中から抱きしめて/仲直りをしたいなら
言葉より強い愛で/振り向かせて欲しい

 そう、ガタガタ言わずにここはぎゅっと抱きしめればいいのだが、ついつい臆してしまって、ぐだぐだしゃべって手を差し伸べることができなかったり、「出てってよ」と言われて「うんわかった」と出てってしまう。

 一方、ある程度経験を積むと、女の子が望んでいることが、何となくわかるようにはなる。
 口ではこう言っているけれど、本心は違っていることを見抜けるようになる。そっぽ向いた女の子を、背中から抱きしめることが出来るのは、それくらいの経験者。

 達人になると、女の子自身も気づいていない「欲望」を、引き出すことが出来るようになる。
 え、あたしそんなつもりなかったのに、みたいなことが平気で起こる。
 そういうヤツは、特にイケメンというわけではないのに、妙にモテる。無理してモテるのではなく、何だか自然に女の子が寄ってくるみたいな。

 でも経験を積むと、今度は以前ほどはそういう女の子、感情の振幅が大きくて、本心を素直に言葉に出来ないタイプに魅力を感じなくなってくる。うわっめんど、とか思ったりして。
 そこまでいかなくても、「この子には自分しかいない」などとという甘やかな誤解をする頻度は初心者のころに比べれば格段に減る。で、そういう誤解というか使命感というか救済願望のような余分なモノが心の中にない方が、恋愛って結果的にうまく行くもんなんだよね。

 こういう時って、「今の自分の経験(と経済力)を保持したまま、数年前に戻れたら、ものすごくモテるだろうなあ」とか夢想したりするわけです。

 でも結局はその年齢の時はその年齢相応の恋愛しか出来ないものなんだ、と悟るのは、そろそろ嫁さんを貰おうかと思うころなんだな。

 まあうまくいかないものですな。

 この曲、センターは小嶋でいいんだよね?
 A1に比べると、どのメンバーも魅力がすごく増しているんだけど、中でも小嶋の破壊力の伸びは別格のように感じる。

 当時、毎日毎日こんな小嶋に声をかけ続けていた「こじはるおじさん」は、このころすでに50代だったんだよね? 

 そう思うと僕もまだまだだなあ。人間幾つになっても成長をあきらめてはいけませんね。

2011年4月21日 (木)

恋のPLAN

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A2の6曲目。


 前曲「ガラスのI LOVE YOU」のメンバーが下手にはけるのと同じタイミング、同じフリをしながら上手からモンドリアン風の衣装を着たメンバーが登場。みんな一斉にこけそうになって、「ガラス」チームお尻の板野と「恋の」チーム先頭の川崎が「あらごめんなさい」ってあいさつ。
 ちょっとした演出だけど、とてもチャーミング。

恋はPLANが大切なのよ/用意周到なスケジュールで
あれもこれもと欲張りホーダイ/想像するのは
お安い御用

 前の曲は恋愛初心者の男の子が主人公だったが、この曲では女の子。

 彼とのデートであれこれ考えて、悩んではいるんだけど、それも楽しんでいる。「ガラスの…」では男の子がひたすらドキドキしてたのに対して、女の子の方はちょっと積極的。同い年くらいだとやっぱりそうなっちゃうかな。

 歌い出しはセンターの小嶋。すごくいきいきとしていて、バツグンにカワイイ。ライブで見た人はそりゃあ参ったことだろう。
 センターを囲んで星野、駒谷と歌い継いで、下手側の川崎、戸島。戸島さんきれいだなあ。
 「川崎、戸島の区別がつかない」ってプロフィールに書いちゃったけど、どんな目をしてたんだろ、僕。しばらくは「ぬるい口説き方をして、キスくらいさせてくれそうなのが川崎、冷たい目で見られそうなのが戸島」と覚えていたんだが、今やglance 即 brain。
 その前は星野と駒谷、もっと前は多田と宮崎の区別がつかなかった。
 今や1期生で区別できない人は一人もいなくなった。

 それがどうしたって言われればそれまでなんだが、嬉しいような寂しいような。

 その後上手側の浦野、大江。なんだかとても楽しそうなステージだ。

残るはひとつだけね/一番肝心なことよ
妄想だけじゃなくて/あなたをデートに誘わなきゃ

 最後は積極的に見えてた女の子も恋愛初心者で、これまでのプランは全部「妄想」。デートの約束もまだできていないってオチ。

 「ガラスのI LOVE YOU」もそうだけど、最初見たときには、何てことないあまり印象に残らない曲だったが、何度も見ているうちにすごく好きになる。
 ダンスとは違った細かいフリや表情、そういうのを何度も見たくなる。公演に毎日通いたくなる気持ちがよくわかるよね。

 こういう曲が、少年王3号さんが言っていた

セットリストの楽曲にとって重要なのは、第一印象でも判りやすさでもなく、100回聴いても飽きない楽曲であること、もっと極端な言い方をすれば、100回聴いた楽曲なのに101回を聴くために3000円を支払える楽曲

 ということなんだろう。

 今となれば、「ガラスのI LOVE YOU」や「恋のPLAN」のような曲を、日々の公演で楽しむことはできない。せめていろんなヴァリエーションを、ということでKII1を注文しちゃった。

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 AX2011が職場に届いてからも、特に表向き問題はない。
 だが「送り主:AKB」という荷物が定期的に届くようになったら職場におけるパブリックイメージがどのようなものになるか。ちょっとまだ試す勇気はないのね。
 さりとて、自宅に届けて貰うという選択肢も、妻に理解が得られそうにない現状ではなかなか困難ではある。まあ先日朝の5時過ぎから録画した「マジすか2」を視てるの見られちゃったんだけどさ。

 でもこんな悩みあれだ、通販に頼るからいかんのだ。と、出張帰りにオフィシャルショップへ。
 おお、あったあった。AX2008、2009。店をいったん出て思い直して2010BOX。今日はこれくらいにしといたるわ。
 

 結構なお値段になったけど、ちょいちょい来られるわけではなし、大人でよかった(すいません4/22にまたオフィシャルショップ行っちゃいました。B2、B3、Magazine vol5ひとそろえ買っちゃいました。KII1も届いたし、ボク少し頭冷やしたほうがいいよね)。


 と思ったら、今度はDOCUMENTARY of AKB48 のDVDが届いた。これ、今年の1月に意を決して一人で見に行ったんだよなあ。そのころと比べて、ずいぶん遠くに来たような気がしないでもないなあ。

 

ガラスのI LOVE YOU

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 A2の5曲目。順番間違っちゃった。ホントは「恋のPLAN」の前(直しました)。
 
 Tagを「恋」とするか「片想い」とするか迷う。

1cm近くに行けたら/気持ちが伝わるかなかな
ビミョーな距離の僕たちは/ガラスのI LOVE YOU!

 今よりちょっとだけ近づきたい、でも近づけない。こりゃ恋は始まってはいないよね。

 言っときますけど、近づいただけじゃ気持ちは伝わりませんよ。星の温度で学んだはずでしょ。

 でも一方的な片想いかというと、そうでもないみたいな。
 そこそこいいムードのようでもあるんだけど。
 何かアクションを起こしたら、その途端にもろいガラス細工のように壊れちゃいそうな「僕」と「君」との間の、ビミョーな関係。もし壊れちゃうくらいだったら、いっそこのままでも…。

 そんな思惑とはお構いなしに、季節はすすんでいって、夏がやってくる。

ひまわりが咲くと/どきどきするね
君の隣を歩くだけで/舞い上がる
季節が始まる/予感はしても
次の行動が起こせない/小心者

 恋が始まる予感だけはあるんだ。でも次の一歩が踏み出せない。

 何もしなかったら、女の子はどんどん先に行っちゃうよ、って板野、高橋、中西、成田が教えてくれる。渚のCHRRY BOYだって、キスくらいしたんだぜ。

 ピンクをベースにした衣装の上に、板野成田はベスト、高橋中西はロングコート。どっちも白いファーがとってもガーリーで華やか。

 板野が上手から走ってジャンプするところなんか、今の姿からは想像できないくらい、今ももちろんステキなんですけど別の意味で、カワイイ。

 この、恋の超初心者の歌のメロディは、この曲を思い出させるっちゃ。
 そういや、ダーリンもあちこちに愛をバラまいてるわりに、「次の行動が起こせない」人だったっちゃね。

ps.
 オフィシャルショップでB2購入。この曲を歌っているのは、菊地、仲川、多田、そして平嶋。
 声量は小さいし(てか生歌!)、A2に比べると、動きもたどたどしい。

 でも平嶋が、A2で成田が歌っていたポジションのソロを歌うと、会場から「なっちゃん、なっちゃん」とコールがわき上がる。それが聞こえてかどうか、平嶋の表情が明らむ。

 一瞬目がじわっとした。
 
 ほら、おっさんだから、小さな女の子が頑張ってる姿に弱いのよ。涙腺も緩くなってるし。
 平嶋はTeamAじゃ目立たなくて、ユニットにもほとんど参加できなくて、しかもTeamBに飛ばされちゃって。でもくさらずに一生懸命やって、みんなをまとめあげていった。
 
 よかったなあ、なっちゃん。

2011年4月20日 (水)

ラジオガールの突撃

 ラジオ日本佐藤亜美菜の「この世に小文字はいりません!」 公式略称「よにこも!」第3回放送。

今日のタイトルー!

 第一声は先週もうやらないと言っていた「今日のタイトル」。
 先週はインカムを通して「ボクはまだまだ書き続けます」と佐藤(亜)にささやきかけた「よにこも!」のD。
 それを受けて佐藤(亜)は「じゃあ次もやってもいいかな…」と一応Dを立てるようなことを言ってたけれど。

ってもう、このコーナーはやりませーん。

 そう、いいぞ佐藤(亜)。いくらDがなんと言ってもこれは自分の冠番組なのだ。自分が面白いと思えないものをやることはないのだ。


 ラジオ局のDはしょせんサラリーマン。番組がこけたって、局内の評価がちょっと下がるだけ。
 でもアイドルは「究極の個人業(c 少年王3号さん)」なのだから、何と言われようと納得いかないことはすべきではない。


 それがパーソナリティの責任(いみじくも今回の放送で言っていたが)であるとともに、栄光ある特権なのだから。それは自分で自分の首を絞める特権でもあるのだが。


 でも

私も書き続けるんだったら、戦い続けますから。どっちが折れるか勝負ですよこれは…。
書き続ける気ですね。じゃあ戦いましょう!


 やっぱり好戦的なんですね。


 Dを斬った後、返す刀でリスナーもばっさり。

ラジオネームに、違うメンバーの名前を使っている人がいます。(中略)みちゃ&クリス推しみたいなのいましたね。

読みませんから。

 さらにはせっかくリスナーがお愛想で

みいちゃん推しだったのですが…亜美菜推しに
いや、「推しは変えるものじゃない、増やすもの」。
今日から亜美菜ちゃん推しです。
これからも頑張って下さい。

 と書いてきてくれたのを、

「推しは変えるものじゃない、増やすもの」
指原が言ったセリフですね、これは。(中略)
これね、大反対です。おかしいよ。
あのね、Likeはね、増やしてもいいと思う。
Loveはだめ。

 と全否定。亜美菜推しなどならなくてよい、と。みいちゃん推しならそのままでいろ、と。


 LikeとLoveの違いについて、議論していた中学生時代を思い出して頬があからむぞ、佐藤(亜)。


 差し伸べられた手を振り払って、後ろに川を背負って、突撃あるのみなのか、佐藤(亜)。


 だがその意気やよし。骨は拾うぞ。銃後の憂いなく征くべし。


 でもあれだね、ここのDってちょいちょい佐藤(亜)にちょっかい出す感じだよね。

私あの、メンバーの頭の匂い嗅ぐの好きなんですけど、でもやっぱね、女の子はいい匂いする。だからって男の子の嗅いだことないですけど。
(おそらくインカムから「僕の頭の匂い嗅いでよ」みたいなDの声)
「僕の」絶対嗅ぎませんよ。無理ですよ何言ってるんですか…無理だよ~

 なんだお前らちょっといいムードの中学生か。


 あと今日もノートランボン。
 今日はネタのコーナーが無かったからなのか。
 その辺がちょっと気がかりな第3回放送でした。

ごめんね、SUMMER3

愛をごめんね/愛をごめんね

君のすべて知っていると思っていた

 今から25年前、秋元は小泉今日子にこんなを提供した。インターネットもケイタイもなかった。CDプレーヤーは発明されていたけど、まだ持っていなかった。だから僕は借りてきたレコードをカセットテープに録音して何度も何度も聞いた。

 コイズミが好きだったということもある。でもこの歌の「愛をごめんね」というフレーズがずっと耳に残っていた。秋元の詞だってことは知らなかったよ。興味なかったし、「おニャン子の仕掛け人」って感じでたまにテレビに出ても、俺らうちじゃあ、「なんだあのちょっとすかした林家こぶ平は」ってな感じだったし。

 ただまわりにはおニャン子に夢中になってる連中がいっぱいいた。
 チームの中核のヤツが、練習に遅刻してくるんだよ。なんだお前って言うと、「夕焼けニャンニャン」を見てから来るんだって。
 ヴィデオに録れって? 貧乏学生はそんな機材持ってなかったんだよ。

 映像や音を記録するのは、とても手間がかかった。だからたくさんの歌が生まれ、耳に入り、そして消えていった。

 でもそんな中コイズミが歌いかける「愛をごめんね」という言葉は心にひっかかって、取れないシミを残した。

 そういう年齢だったのだと思う。「愛ってなに?」という疑問を、照れることなく真っ正面から議論できる時間と友人と、照れくささに負けない真摯さを持ち合わせた、人生でもごくごく限られた年齢。

 ちょうどそのころニューアカとかいって、いろんなシソー家がやたらいろんなメディア(といっても主に雑誌なんだけどね)に出て、様々な言説(そういやゲンセツっていったなあ、要は与太話なんだけど)を唱えるのが流行ったことがあった。
 僕が熱を入れて読んだのは、栗本慎一郎。いまやすっかり老いさらばえてしまったが、かつては国会議員までやった人だ。当時はまだ若手のシソー家で、次々に本を書き、雑誌に寄稿していた。
 


 彼の思想のキーワードのひとつが「蕩尽」。「大切なものを無駄遣いしてしまう」こと。人間らしさの本質はそこにある、と彼は説いた(と僕は理解した)。
 大事に大事にして蓄え、はぐくんできた「もの」を一気に蕩尽する快感とエロスへの性向こそが、人間を動物から峻別するものである、と。
 その究極の「もの」こそ「わが命」であり、それを無駄に滅ぼすことに伴う喜びが「愛」の本質なのだ、と。

 恋とは、要は生殖の美名である。自己と種族保存の本能に裏打ちされた行動が「恋」である。だから動物にも「恋の季節」はやってくる。だが根底に自己破壊衝動を隠す「愛」は、非動物的である。動物に「愛の季節」はない。しかし食べることやめて、自分の産んだ卵を守り新鮮な水を与え続け、最後は死んでしまうタコの行動を、僕らは「母の愛」と呼ぶ。

 なるほど、愛に自己犠牲はつきもの。愛国心で人は死ねるが、国に恋するヤツはいないよね。
 


 クリモトはさらに説く。 
 愛の本質である「自己犠牲」で快感を得られるのは、「自分の命を蕩尽した人」=「愛した人」だけである。「愛された人」には何の得もない。愛されることも喜びかもしれないけど、それはおまけみたいなもので、時にはそれが迷惑なこともある。
 つまり愛とは、カンタンに言っちゃうと、実に自分勝手で、時には迷惑なものなのだ。

 だから「君を愛している、だから君は僕に感謝すべきだ」というのは大きなマチガイであって、「君を愛しています。僕はこの愛に命をかけて快感を得たいと思います。迷惑だったらごめんね」というのが正しい態度なのだ。

 こんなことを読んだり考えたりしている最中、コイズミの歌声が響いたというわけだ。歌詞を書いたのは誰かなんて、気にしもしなかったが。

愛をごめんね/愛をごめんね
君が全て知っていると思っていた

 その後、そんなに多い機会じゃないけど、「愛をごめんね」と胸の内でつぶやいたことが、確かにあった。

 あれから四半世紀(だってよ、おい)。すっかり忘れてたところに、またとびこんできたのだ。

真っ白な砂は/正直な気持ちさ
度が過ぎた愛しさを/あやまろうと思う
ごめんね、SUMMER

 そう、愛とは返事を求めない声なんだとも、言ってたっけね。

25年前のあれが、センセイの作とずっと知らずに、ごめんね、秋元センセイ。

ごめんね、SUMMER2

words
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 昨日に引き続き、「ごめんね、」。


 ごめんね、って、誰に何をあやまってるの?

君は防波堤で/膝を抱えて
近づく波を/数えてた
僕はその隣で/邪魔するように
わざと話しかけたら/肩をぶたれた

 「僕」と「君」は海に来ている。でもデートってわけではない。
 まだ二人はただの友だち。

ごめんね、SUMMER/眩しい
その横顔を/見てたら
ハートにそっと/触れたくなった
僕のいたずら

 何をあやまっているか、というと、素直に歌詞を読めば「波を数えるのを邪魔したこと」。
 でも波なんか数えなくたっていいじゃん?数えたって数えたって、波なんか(後にも出てくるけど)どうにもきりがないし。

 
  だとすると、この「波を数える」というのは、ホントに波を数えているのではなく、比喩なんだと考えるべきだろう。まるで波のように「君」に寄せては返す何か。
 

 ふつうに想像するならば、それは波のように寄せては返す、過去の思い出と考えるのが妥当だろう。それも(ハッピーではなかった昔の)恋の思い出。なんで恋だとわかるかっていうと、そうでなければ歌にならないから。和歌で「思い」と詠めば「恋の思い」に決まっているのと同じ。


 歌に出てくる「僕」と「君」はまだ「友だち」の関係のまま、海に来た(か、または海で出会った)。
 一緒にいるのに、「君」は一人で物思いにふけっている。波のように寄せては返す恋の思い出にひたっている。(ひょっとしたら、デートでここに来たことがあったのかもしれない)。

 それを見ていた「僕」は「もう昔のことなんか忘れなよ」というようなことを言った。
 「ハートに触れる」というのはそういうことなんだろう。

 
 女の子の昔の恋について話すなんて、ただの友だちにしてはちょっと行き過ぎ? 
 案の定彼女は「その話はやめてよ」とばかり、ちょっと怒って肩を叩かれちゃった。
 やっぱちょっと行き過ぎだったみたい。彼女にとって、そこはひりひりとする、触れられたくない部分。
 まさにハート。
 でも僕はもう君のハートにそって触れないではいられない。だって愛しくてしかたないから。


 だから、ごめんね。


 この「ごめんね」はわかった。


 では、 

真っ白な砂は/正直な気持ちさ
度を過ぎた愛しさを/あやまろうと思う

 いとしさをあやまろうと思う? これはなんで?

 
 うーん、昨日もここまで来たんだけど、今日も書ききれないや。
 この歌まだまだ続くみたい。

2011年4月19日 (火)

ごめんね、SUMMER

words
video

 A2に入ったばかりなのに、もう寄り道。


 ほんのちょっと前までAKBのメンバーも「前田と篠田とあといろいろ」だったわけで、松井JRがAKBじゃなくてSKEだって何それ? くらいの認識しかなかった僕でした。その後集中学習でAKBとSKEの区別がつくようになってきた時、じゃあ何か聞いてみようかとiTuneから最初にダウンロードしたvideoがこの曲。全く事前情報なしでポチっとな。


 みーんみんみんと蝉は鳴き、ちゃぶ台には麦茶。扇風機と風鈴。どこのおっさんの夏休みど真ん中なんだよコレ、で冒頭からハートを鷲摑みだよ全く。


 畳に横たわり、音楽を聞きながら目を閉じて沈思黙考していた女の子は、不意に目を開けて飛び出していく。このオープニング、そう、「会いたかった」と同じだ。あの時音楽を聞きながら決意を固めてダッシュしたのは、前田だった。今度は松井J。

 「ごめんね、」のPVは、「会いたかった」のPVとセッティングや構造がよく似ている。

 どちらも初めてのオールロケだし(「青空片想い」はロケ? うーん、ビル上のセット?)、どちらも集団のダンスシーンにドラマ風映像のカットインで成り立っている。

 ストーリーのテーマはどちらも「走る!」。
 キーワードは「会いたかった」と「ごめんね」(まあみんながあやまるわけじゃないけど)。

 などなど考えて、「ごめんね、」はAKBにおける「会いたかった」に相当する曲なんだなあと勝手に考えて見ている。完成度は音も映像もダンスも圧倒的に「ごめんね、」が高いけど。

 一方、前田の時は「頑張れー」と、決意を後押しする友人がいたけど、今度は誰もいない。
 誰もいないけど松井Jは飛び出す。

白いかもめたちが/空を回って
早く告れよと/囃すけど
僕はおどけながら/スニーカーを脱いで
逃げ出すように/全力で走る

 歌の「僕」は、心の声に励まされているのにも関わらず逃げちゃうのにね。松井Jは決心した目的に向かって走る。走る。走る。


 「会いたかった」では前田と平行して高橋&大島(優)のストーリーも展開したが、「ごめんね、」では松井Jに加えて松井R、矢神、高柳、三人組(石田木﨑向田)の5本立てだ。みんな走る走る走る。田舎道を走る女の子たち、見ていて爽快。


 ロケ地は小豆島。よーしおとうさんPVの風景から場所の割り出しするぞー!って張り切ったのだが、答えがすでに出ていました。きれいなところだなあ。


 矢神はとうちゃんに弁当を届けるために走った。漁師のとうちゃん、もやいを解いてる最中だったから危機一髪で間に合った。弁当箱とお茶を嬉しそうに振る矢神。えらいぞ孝行娘だぞ。


 三人組はどうやらテニススクールに遅れそうだったみたい。ギリギリセーフで「ごめんなさい」だ。
これもどうにか間に合ったみたい。おばさまも一緒のテニススクールでよかったね。大鬼牧野先生じゃなくて。


 高柳のダッシュは何が目的だったのかよくわからない。
 が、全力で坂道を駆け上がった後、いかした笑顔で高台から町と海を睥睨する。見ろ、人がゴミのようだ。いい景色だ。えらいぞペニーローファーでよく走ったぞ。
 
 松井Rは、バス停からいきなり踵を飜し、風に向かって走り出した。R、おでこが輝いてるぞ。「おでこぴか子」ってあだ名をつけられちゃうぞ。
 行く先は学校だ。鞄を抱いて飛び込んだ音楽室。泣きながら謝るR。「ごめんね」。それもホントすまなそうに。
 何があったが知らないが、友達を待たせたくらいでそんな泣かなくてもいいんじゃないかR。それとも3日くらい待たせたのかR。もしそうならどうかしているぞ松井R。


 これらと同時進行するのが、主人公松井Jのストーリー。
 どうやら目的は引っ越していく男の子のようだ。

 
 飛び出して坂を下って海沿いの道を走る走る走る。足なげえええ。
 走って走って引っ越しトラックを追っかける。えええそりゃ無理だって。


 走りながら男の子のことを思い出す。廊下ですれ違った一瞬(丁寧なごあいさつ。よっと返す男の子。ありゃセンパイだな)、離れてみた後ろ姿。
 間に合いそうにないのに、走るJの表情はむしろ晴れやかだ。
 ついに立ち止まるJ。でも悲しそうでは決してない。
 「会いたかった」でセンパイに会えなかった高橋&大島(優)が見せたような落胆は、そこには微塵もない。


 まるで間に合わないことははじめっからわかっていたかのような。
 間に合わなくてもただ追いかけることができればいいと心に決めていたかのような。
 結果を恐れることなく前に進むことだけが目的であったかのような。


 前田は間に合った。
 松井Jは、間に合わなかった。でもそんな結果、彼女にとっては小さな事のよう。 


 引っ越しトラックを追いかけていた松井J。
 不意に「あ、これ大声ダイヤモンドじゃん」って思った。
 松井Jのデビュー&初主演にして出世作。あっちはバスだったけど。

走り出すバス 追いかけて/僕は君に
伝えたかった

 
 そうするとこの歌詞も浮かんできちゃう。

僕が僕であるために/衝動に素直になろう

 なるほど、彼女にしてみれば、思いを伝えることも大事だけれど、それよりも何よりも、自分自身であり続けるために、自分を突き動かす衝動に身を任せること、それ自体が何より大切なことと、はじめから思い定めていたわけだ。
 

 自分が自分であるために走る。その手段のためには目的なんかもうどうでもいい。


 「会いたかった、けど会えなかった。でも後悔していない」。
 トラックを見送る松井Jの表情はそう語っているようにも見える。

 
 ところでこの歌のキーワード、「ごめんね」。

真っ白な砂は/正直な気持ちさ
度を過ぎた愛しさを/あやまろうと思う

 どうして愛しさをあやまらなくてはいけない?
 

 20数年前に僕が惹かれてやまなかったアイドルも、愛をあやまっていた。
 「ごめんね、」の連想で思い出したその曲の詞は誰が書いたのだろう、と調べたところ、驚いたことに秋元康だった。いや、むしろ当然のことなのかな? 
 うーん、少し深みにはまってきたみたい。続きは明日考えるとしよう。

2011年4月18日 (月)

渚のCHERRY3

words
video

 これも震災直後に書かれた文章。
 「渚…」の3回目。

 この歌でこんなに引っ張るとは思わなかった。
 今日はA2のステージについて。
 「会いたかった」で一段落したあと、4人ユニットで登場するわけだが、ここで目につくのは前田だけ異なる衣装の色。
 他の3人が水色のコスチュームなのに、前田だけ黄色。A1とA2のここまでで、ひとりのメンバーだけ明確に異なる衣装を着ている曲はない。残りの3人は一度もソロを取ることもなく、バックコーラスに甘んじている。ダンスもそう。インストの部分を除いて、3人は前田の後ろで、バックダンサー然として踊っていることが多い。まあダンスの見せ場はあるけどね。


 他の曲でも、ユニット曲でセンターが決まっているものはある。たとえば「涙の湘南」のセンターは大島なのだが、衣装はおそろい。歌い出しのソロは折井だし、他のメンバーにもソロを含めたそれなりの見せ場がある。
 だが、この曲は徹頭徹尾まるで「前田敦子 with チェリーガールズ」というユニットであるかのような見せ方をしている。
 全ての曲を見たわけではないので断言はできないのだが、ちょっと異質な印象の曲である。


 2006年当時、前田がどのようなポジションにいたのか、当時の生の状況を知らないのでなんともいえないが、DVDを見る限りにおいては「メンバーの中では可愛らしいけどぱっとしない女の子(ごめんね)」くらいの印象しか受けない。
 高橋のような「過剰さ」も、増山のような「笑顔(この子は、映像のどの瞬間を切り取っても笑顔だ)」も、大島のような整った顔立ちも、中西のような声援も、前田にはあるようには思えないのだ。
 実は「なーに現場を知らないヤツがエラソーに言ってやがるんだ、当時からあっちゃん人気はぶっちぎりだったんだぜ」ということだったらすいません。
 でもなあ、そもそも「前田の人気」というもの自体十分理解しがたいところがあるんだよなあ(こう書くとアンチ前田のように聞こえるが、そうではない。周りに比べてちょっと体温が低い印象は否めないが、あっちゃん嫌いなわけじゃないのよ)。


 スーパーモンキーズから安室を射出したように、AKBを発射台にして前田を売り出す構想でもあったのだろうか。


 でも前田を売り出すための燃料としては、この曲はちょっとプア(いや、いい曲ではあるんだけど、それはアルバムB面の2曲目の佳作レベルのよさだってこと)だ。


 秋元康はどういうつもりだったのだろうか?


 2011年現在から振り返ってみると、このあと結果的に「前田敦子 with チェリーガールズ」という売られ方はされなかった。しかしこの曲は、やがて「不動のセンター」として育っていく前田の、萌芽を予感させる一曲であったのかも知れない。


 ところで、この曲は前田以外のセンターでも歌われている。やはりその際はセンターは黄色で「チェリーガールズ」は水色の衣装。センターのひとりを強くアピールする演出に変わりはない。なんというか、ソロ+バックダンサーのアイドルユニットの、パロディーというかエピゴーネンというかオマージュというか、「真性アイドルっぽいアイドルを演ってますけどどう?」みたいな見せ方をする曲になっている。


 YouTube等で確認出来るのは、篠田小野渡辺、あとちと変わったところでは浦野がセンターというのもあった。


 篠田がセンターのCHERRYは、バックが秋元、大堀、野呂。
 秋元が最年少なんだぜ、これ。コメントも賛否両論なんだが、ひとつ言えることは昭和生まれのみなさまが「憧れていたseventeen」と歌うことの味わい深さは他では体験できないね、とういこと。
 コマネチとかポージングとかしてるし。完全に「10代アイドルを演じているおばさまお姉さまがた」という演出。


 渡辺、小野がサンターのバージョンを見てると、つくづくこの二人はアイドルとして傑出しているんだなあ、と思わざるを得ない。渡辺は今後も見られるのだが、恐らくアイドル小野の姿を拝むことはできないんだなあ。ちと残念。せめて転身のきっかけとなった映画を見なければいかんなあ(実は購入したが未見)。


 浦野のバージョン、これ秋元のイヤガラセか? だってバックが前田、小野、松井Jなんだぜ。
 リンク先のコメントはバックダンサーの豪華さと松井Jのダンスがキレキレなのが話題となっている。浦野もとまどったろうね、これ。あと松井Jと比べると前田のやる気のなさ自然体さがよくわかるよね。
 

 CHERRYのセンターをやるっていうのはメンバー的にどういう位置づけなのか、今後誰がやるのかちょっと楽しみではある。
-- 
 本日は自転車出勤。昨日が出張だったから中1日の自転車。
 漕いでいる最中は電動アシストのおかげもあって楽々な感じなのだが、いったん停止して足を地につけると、ふわっとして頭の動きが鈍い感じ。こりゃ低血糖かとあわててミルクティーを飲む。
 到着して十分くらいは虚脱。着替える元気も出ない。椅子にへたり込んでゆっくり回復を待つ。年齢だわな。
 毎日自転車で来ている部下は「そのうち慣れます」と言うのだが本当か? 
 もっとも彼は乗るときは平気で150キロくらい自転車で行くらしい。
 そういう人の「そのうち」は信用できるのか?


 今日は午後から緊急会議参加。
 電車かタクシーか車か。理想はタクシーに乗りつつiPadでバンザイVenusのPVチェックが勝ちパターンだが。

ps.
 結局タクシー。車中バンザイVenusのメイキングビデオをチェック。松井Jの、ぎりぎりまでメンバーに振り付けのダメ出しをする根性とダジャレに驚愕。
 自分ひとりが一生懸命やることは比較的簡単だが、他人にそれを強いるのは格段に強い精神力を要する。前者は努力すれば誰でもできるが、後者ができる人間は限られている。軍事で言えば、それは将軍の資質。
 高橋みなみは、おそらく秋元に強いられて、将軍を演じさせられているように見える(だから時々ひどく痛々しい)。


 だが、この恐ろしく寒いダジャレを言う十代前半の美少女は…。


 これが、enfant terribleと呼ぶべき者か。


pps.
 no3bs出演なし。くっそお。


ppps. 2011-03-22
 「2006年当時、前田がどのようなポジションにいたのか、当時の生の状況を知らないのでなんともいえないが、」との記載について。
 メモリストによれば、当時固定の熱烈なファンがいたのは大江、声援が大きかったのは小島、キャプテンに近かったのは宇佐見、それを継ぎそうなのが折井、といった状況のように読み取れる。高橋は当時から「すべり」w。
 前田に至っては「ウォーズマンに似てる」だってヒドスw(一方平嶋は「プレアイドル」)。
 少なくとも前田がぶっちぎりの人気でA1を終えたという感じではなかった模様。


pppps. 2011-04-12
 CinDyがセンターを勤めるこの曲について、あれは「Team Bに対するご褒美であった」という分析と遭遇。ううむ、実に興味深い。

渚のCHERRY2

words
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 以下も書かれたのは震災直後。一時的にガソリンが払底した時期。
 ほんの3ヶ月前のことなのに、こんなことがあったなんて現実味がないよね。


 昨日は身辺雑記ばかりでしたので、今日も「渚のCHRRY」について。


 これもアイドル歌謡の王道! というような曲。先輩にはこんなもありましたね。
 恋は始まったばかりで、まだぎこちなさが抜けきれない二人が、夏の海に来ました。さあ、青春真っ盛りですって歌。
 秋元の面白いところは、この二人をcherryboy、cherrygirlと設定したところ。

CHERRY CHERRYBOY /CHERRY CHERRYGIRL
逃げる私を
CHERRY CHERRY BOY/CHERRY CHERRY GIRL
追いかけて!

 「チェリーボーイ 【意味】チェリーボーイとは、女性と交わったことのない男性をいう俗語。童貞。」 リンク先に詳しいのだが、Cherry自体は女性のvirginityを意味するスラングだったわけで、それから派生して「魔法使い候補」の男の子もチェリーボーイと呼ぶわけだ。もっともリンク先では「アメリカでも用いることはある」としているが、用例がちょっと見つからなかった。 
 Netで見つかったのは「アジアの売春婦が童貞を表現するときに使う」というdefinitionで、同じvirginでもちょっとニュアンスが違うんだなあって感じ。ちなみに同じ辞書のcherryのdefinitionはずばり「処女膜」。


 こういうキワドイ歌詞をメンバーの女の子たちに歌わせる秋元は、ちょっとサドっ気があるのかな、などと思うこともある。ただのアイドル歌謡の顔をして「ほらほら****と歌ってごらん」みたいな。ま、こうなるとちょっと妄想めいているが。


 妄想ついでに言うならば、ファンにしてみれば、アイドルは cherrygirlであって欲しいわけで、そういう願望がAKBにおける「恋愛禁止」という「設定」の源泉になっている。前にも言及したけれど、アイドルの存在価値というのは大いなる幻想に支えられた疑似恋愛なのだから、それは当然のこと。


 じゃあファンの方はどうかといえば、AKBを支えているファンのボリュームの相当部分がcherryboy、または少なくとも性的には発展段階にある男の子が多いように思われる。とすると、CHERRYBOY & CHERRY GIRLという設定は、ファンとメンバーの、ウブで「甘くて酸っぱくてわからない」疑似恋愛を模しているのかもね。


 今日は出張。行かなければいけない時は行かなければいけないのが大人のつらさ。
 ガソリンは底を尽きそう。出張先で制限付きながら給油できるとの情報を頼りに、片道燃料で出発。


 車中ずっと聞いていたのはA2とA3。ライブ音源のDVDもいいんだけど、CDも別のよさがありますね。何より歌詞が聞き取りやすい。特に高橋の声はいいな。あとりなてぃん。
 戻れなくなったらどうしようというドキドキと、まあ何とかなるだろうという達観(だって秋元がそう言うんだもの)を行ったり来たりしながら運転。


 そういえばこんなもあったわな。

金のないヤツは俺んとこに来い/俺も無いけど心配するな
見ろよ青い空/白い雲
そのうちなんとかなるだろう

 これまでの人生、煮詰まりかかった時にはしばしば口ずさんだもんだ。ちと思うんだが、秋元センセイもクレージーのファン?


 で、高速を降りて角を曲がったところに、ちっちゃな古いスタンドがあって、中からおばあちゃんが見てる。ん? と思って立ち寄って「給油できますか?」と尋ねると、「停電中なので、汲み置きなんですがいいですか」って。ポンプが止まる前にジェリ缶に20リットル貯めておいたヤツらしい。


 いいですいいです。ガソリンならなんでもいいです。おじいちゃんが出てきて一所懸命給油してくれました。その後もやってるスタンド見つけて満タン給油完了。
 なるほど、何とかなるもんだ。
 原発、冷えるといいなあ。何とかなるといいなあ。

渚のCHERRY

words
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 「会いたかった」の次の曲、「渚のCHERRY」についてのエントリーが掲載されていなかった。
 これも震災の余燼が燻っているころに書かれた文章。
 
 

 A2の4曲目。
 「会いたかった」の後、おそらくMCが入るんだろう。衣装を着替えて増山、平嶋、峯岸、前田が登場。
 

 昨日は休み(ホントは休みじゃなかったんだけど諸般の事情で)。
 給油したかったんだけど、スタンドは朝早くの開店前から長蛇の列。約2キロ。開店してませんから当然列は動きません。いつ開店するかもわかりません。


 長期戦を覚悟してiPadを見てました。最近手に入ったS1のDVD。
 初期のAKBが試行錯誤、手探りでできあがっていったのに対し、SKEはすでにある程度フォーマットができているところに乗っかっていった感が強い。だからステージも「すでに完成している」印象。というか、「完成させなければいけない」。だってどうしたって先行のスタンダード(A1とK1)と比べられちゃうもん。それにAKBと違って、SKEの場合は最初っからメディアに大きく取り上げられて、注目も大きかったし。Team Aなんてしばらくはコアなマニアしか知らなかったもんね。その分自由度も大きかったろう。
 そのせいか、フィナーレの「青空のそばにいて」で、松井Jをはじめ、メンバーが落涙。
 そりゃそうだよな、こんなちっちゃい女の子たちが、前評判がでっかい上に「パーティーが始まるよ」というのは、今やある種伝説のような公演になっちゃってるから、失敗できないってプレッシャーも並大抵じゃなかったろう。
 ここまでステージを作り上げたら泣いちゃうよなあ。
 その分アンコールは、やり遂げた!って喜びがはじけていた。


 と止まった車の中でウルウルしながらS1を見ているとパトカーが回ってきて「今日はスタンドは営業しませんから移動して下さい」だそうな。
 しかたない、持久戦を想定して車に乗るのは極力控えましょう。


 ということで通勤のため電動アシスト自転車を購入。自転車のあるスーパーは15時開店ということで、やはり長蛇の列。開店とともにみな食料品、トイレットペーパー売り場へ猛ダッシュ。自転車屋さんはのんびり営業してましたが、パンク修理の依頼がすごく増えてるらしい。
 電動アシスト自転車、どれにしようか迷っていたら、指原が宣伝しているらしいのを発見。よしこれにしよう、と決めかけたところ、店の人が「それちょっとバッテリーに難があって....」とのこと。これがさすがの指原クオリティーか? 
 と思いきや、指原が別に特定のメーカーの自転車を押しているわけではなく、AKBが自転車協会の宣伝をしているということが判明。自転車買う時はBAAマークをチェックしましょう、だって。誤解してすまぬ指原。


 いいね、電動アシスト自転車。ずっと移動には車を使っていたから、この風を切る感覚は久しぶり。
 自転車全力でペダル漕ぎながら坂を登る…って、電動アシストつきだけどね。
 先行き不透明で不安になりがちな時期に、ちょっと楽しみが増えた個人的なできごと。


 あ、渚のCHRRYの話してないや。

会いたかった 再掲

words
video


 「会いたかった」については別のところで書いたのだが、A2公演の曲順に並んでないとちょっと落ち着かないのでリンクを張ることにします。


 会いたかった/僕の太陽
 会いたかった2
 会いたかった3


 ちょうど大震災のころ。ブログをCommentariiをつけはじめてすぐ。
 当時はA1の曲について順番に書いていたのだが、日本中大騒ぎでAKBのこと語ってる場合じゃねえだろ、という気持ちもあった。でもこういう時にこそ語る言葉があるのではないか、と思い至って「会いたかった」と「僕の太陽」に言及した。


 このころはPVを見てもほとんど人物の同定が出来なかったのだけれど、今やモブシーンでもわかるようになっちゃった。ほんの3ヶ月なのに(今日は6/18)。


 「会いたかった」については、カップリング曲で続編のような意味合いをもつ「だけど…」の時にもいろいろ語ってしまった。後から書きたいことが出てくるってのは、そのような深さを持っているということなんでしょう。

 だけど…2
 

涙の湘南

words
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 A2の2曲目。
 ステージに5本のスタンドマイク。下手から折井、篠田!、大島、小島、佐藤。歌い出しは折井。A1のDVDには間に合わなかった篠田がはじめて公演DVDで歌う。可憐だなあ。小島もとてもいい表情。
 曲調と衣装はグループサウンズ(を換骨奪胎したサザン(をぱくったにインスパイアされてる))。最初の「ギーラギラギラ」のフリは確信犯的に安西マリアだね。


 秋元はこういう重層的なパクリインスパイアが昔から得意だった(「情けねえ」inpiered by 「ろくなもんじゃねえ」とかね)。


 昔はそういうの虫が好かなかったのだけれど、今はすっかりオッケーになってしまいました。こうゆうの本歌取りって言って、日本の文芸のお作法なんですよね、と聞いていられる。本歌のたたずまいを借りて、そこに深い心をこめればよい歌になるわけです。
 定家曰くよろしき歌と申し候は歌ごとに心のふかきをのみ申ためるですな。
 ただあまりに又ふかくこころをいれんとてねぢすぐせば、いりほがの入りくり歌とて云々。ともあり、昔の秋元はややもすれば「いりほがの入りくり歌=いじくりすぎてひねくれた歌」になるきらいがあったかもしれません。AKBではいい意味でも悪い意味でも力が抜けている感じがします。

よく似た恋人たち/はかない恋と知らずに
体を寄せるけど/愛しき誤算

 恋を失った人は誰でも予言者。でもその予言に耳を傾ける人はいない。悲しきカサンドラ。


 1番が終わると、折井、大島、佐藤がスタンドマイクを持って前に出る。篠田、小島は置き去りにされちゃう。隔世の感がありますね。
 これを生で見ることができたファンの人々は、公演帰りに、きっと気がついたら「ギーラギラギラ」って口ずさんでいたんだろうなあ。

嘆きのフィギュア

words
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 CinDyに目が眩んで遠回りをし続けてしまった。
 今は毎日A4を見ているところ。
 早く先に進まなくてはいけない。ということでA2の1曲目。

 A1の1曲めの「PARTY」では、全員が登場してご挨拶をするわけだが、A2冒頭の嘆きのフィギュアを歌うのは4人だけ。全員のご挨拶はなしでも、もうみんな知ってるよね? という前提。

 歌い出しのソロは高橋。次いで板野、前田、中西。
 ソロパートを歌うたびに、ステージに4本のピンスポが順々に当たる。その都度あがる歓声。
 みなみ、ともちん、あっちゃん、そして最後にいちばん大きく呼ばれるのが、「りなてぃん」。

ケータイも鳴らないし/メールすら来ないの この部屋で一人きり/もてあます愛しさ

 最初4人が踊るのは、ロボットのパントマイムを意識したダンス。「ロボットダンス」と呼べるほど完成はされていない。昔懐かしWinkのパクリにインスパイア。

 人間によるロボットっぽい動きの特徴は、静から動への立ち上がりの速さと、オーバーシュート(動きの目標点を通り越してしまうこと)と、そこからのちょっと戻る動きにある。
 ホントのロボットの動きは、僕らの想像上のロボットよりはるかに滑らかなのだが、それだと逆に動きがロボットっぽくない。

 だからパントマイムやヒップホップでロボットをモチーフにする時は、動作の立ち上がりが極端に急だし、オーバーシュートを強調する。

 で、こうやってみると、一番一生懸命ロボットっぽく踊ってるのってやっぱり高橋なんだなあ。ずっと焦点無限遠の目をして過剰にオーバーシュートして。
 曲の途中で首をかくんとかしげる仕草があって、高橋のかくんは他の3人より大きくて、これも過剰。

 そう、この人って何でも過剰なんだ。ちっちゃいけど。
 「すべる」のも多分、そう。
 「楽屋で話している時はめっちゃおもしろいんやけどね」と他メンバーが言うのに、いざ公の場で語るときの過剰さが足を引っ張っているんだろう。
 「めっちゃ面白い話があるんですよー」ではじまり、「おもしろさのポイント」をつい説明しちゃおうとする。過剰なんだなあ。
 でもそれが高橋の持ち味であり、人々が彼女を愛する大きな理由のひとつなんだと思う。

 ところでこの曲って、歌の心は「いろんな女の子にちょっかい出している男の子にゲットされちゃった女の子の嘆き」ってことなんだろうけど、それそのままAKBのメンバーの嘆きだってこと、書いた秋元や歌ったメンバーは気づいているのかな。

私は嘆きのフィギュア/ここを動けないの
一番悲しいフィギュア/集められるだけで
私は嘆きのフィギュア/ここで待っているの
話しかけてフィギュア/もっと愛が欲しい

 「フィギュア」がメンバーなら、「ここ」はシアターかな。秋元先生にオーディションで集められるだけで、全然日が当たらないメンバー。秋元先生私のこと忘れちゃったのかしら。もっと選抜して欲しいのに。

2011年4月17日 (日)

言い訳Maybe3 CinDyミッケ

マジすか2
 くっそー見てええええええ。

 朝早いし、こども寝かさなきゃならないから、見られなかったのよ。
 録画はしたけどさ。まだ見てないの。
 だからマジすか2に触れてるブログとか一切見られない。

 夕べは週刊no3bもANNもあって、どっちも録音しちゃったし、もう〆切り仕事が重なってるのにどうしたらいいんだ! もっと出張を増やして車内とか機内で視聴するか(←死にます)。

 CinDyを探せもやり始めちゃったからなあ。

 ということで続き。

 ドラマにカットインするダンスシークエンス。
  ファーストカットは大ロングの絵。ロング過ぎて同定が極めて困難。
 センターでキャプテンジャケットを着ている前田、その向かって左後方のでかいのは篠田だろう。
 
 おそらく向かって一番左のユニット(3~4人)から少し離れたところにいるのがCinDyでは。

 2:10、カメラがずっと寄っていくと、リボンが目立つ高橋の向かって左後方に、やっぱCinDyだ!

 2:12、田園の中を自転車が走る。赤い自転車がたらたら走る。CinDyだ! ちなみにすぐ後ろから松井Jが迫ってくるぞ!

 直後の2:14、松井Jのアップだ! 松井Jはドラマのシーンではほとんど映らない。顔がわかるショットはこれくらいかなあ。

 ダンスシーンがカットインされるが、CinDyは映らず。でも端っこに佐藤が見える。

 2:18、やはり田園のシーン。立ち乗りしているのがCinDyだ! レースなのに全然漕いでないぞ。やはり後ろには松井J。こちらもあまり漕いでないぞ。

 2:21、ダンスシーン、佐藤とならんでCinDyだ。AKBを創世期から支えてきた二人の勇姿を見られるとは胸が熱くなるぜ。一瞬だけだけど。

 ここまでたらたらしていた自転車レースも、徐々にペースアップがはじまる。
 野次馬3人組の中から何故かナベさんが抜け出す。それを「お前なに熱くなってるんだよ」とニヤニヤ見送るブラック。これもまたブラックな笑顔だぞ!

 ダンスに戻って2:38、高橋の向かって右にCinDy発見。

 レースは直線でさらにペースアップ、トップはおそらく前田、それを追う大島(優)、高橋。4番手の小島は苦しそう。後ろから追い上げ得る北原、佐藤(亜)、宮澤。さらのその後方からお前眉毛どうした反省したシルシなのか倉持が、あっぷあっぷの小野をぶち抜く。
 そしてその後ろ、ソバージュの板野の後ろ、いたいたCinDy。ちなみにCinDyと板野の間にいるのが松井Jね。なんであたしこんなロートルのおばさんの後ろなのよ。とか言ってはいません。

 その直後、キタ━━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━━!!!!
 見上げるアングルでCinDyのアップだー!
 CinDyが一人で映っているのは、全曲通してここだけ。
 高校のソフト部なのに、キラキララメ入りの長いつけ爪がステキ。

 さらにダンスシーン、クレーンから俯瞰の大ロング。3:03。スタートのポジションに戻っている。
 向かって左、高橋のほぼ真後ろに立つCinDy

 いったん右にふってから高橋の室内アップ、屋外に戻って3:20、高橋の向かって左後ろにCinDyだ。

 自転車レース、一時は先頭集団にいたのに、すでに息が上がって苦しい苦しい小島。宮澤に抜かれ佐藤(亜)に抜かれ、北原なんかペダル踏んでもいないのに抜かれてる。だめだこりゃ

 なぜか道ばたに止まっている篠田。それを追い越す小野、板野、そしてCinDy!。

 おもむろにサングラスをかけ、走り始めるや否や、前方の集団をぶち抜く篠田。あっけに取られるCinDy。よそ見している場合じゃないって。

 ダンスシーン4:00、峯岸と小島の間にCinDyミッケ

 田園地帯から風光明媚な町に入り、さあいよいよレースも終盤、前田と大島(優)のマッチレースになりつつあるが、後続集団もそれなりに走ってます。ロケ地情報はアルさんのレポが詳しいぞ!
 樋橋(別名ジャージャー橋)を小島に続いて渡ってくるのがCinDyだ!

 その後転んだ高橋を、レースを捨てて助けに行く前田などのシーンがあり、川下の水門前に整列するみんな。全員一緒にゴールしようね、という空気を切り裂いて秋元が見事なドリフトを決める。
 この名シーン、向かって左から3番目がCinDyだ!

 ちなみに向かって一番左から倉持、小野、CinDy、佐藤(亜)、大島(優)、前田、高橋の順番と思われる。高橋と篠田の間をすり抜けて秋元がゴールするわけだが、最後秋元と一緒に遅れてやってきた二人のうち、向かって左が松井J、右が佐藤。
 ここには映ってないが、篠田の向かって右が渡辺、さらに多田、柏木、北原、小島。
 横からの絵では板野が映っていたのだが、正面からは見えないのね。別撮り?

 というわけで、これまでに何回見たかわからない「言い訳」のPVでしたが、コマ送りで刻んで見直して、改めて気づいたこと。
 探してみれば結構映っては、というか映り込んではいた、CinDy。
 意外に映ってなかった、松井J。

 そして何より前田の表情の豊かさ。これは少年王3号先生がつとに指摘していたことではあるが、改めて感心した。Off状態の体温の低ーい感じからは想像できないあの多彩さ。

 いろんな場面でいろんなメンバーの表情を見たが、前田のそれは確かに次元が違う(ブラックな表情はもちろん柏木だが)。CinDyは、表情できてなかったねえ。しょうがないねえ。


 その他たくさん気づきはあった。
 なんでも見直して見る、というのは大切だねえ。仕事しなきゃ。

ps.
 早朝「マジすか2」視聴。
 こういうときに限って妻も早起き。

pps.
 このPVの意味について、発表当時ずいぶん物議を醸したらしい。
 ま、結論から言うと、あんましソフトボールがわかってない人が脚本を書いた、ということなんだろう。
 
 それとは別の、このPVの意味について。

 冒頭、オータちゃんがナベさんに問う。
 「ナベさん、あれ、どーしたんすか?」
 ナベさんが答える。
 「オータちゃん、初めて?」
 「(初めてです)」
 頷くオータちゃんにブラックさんがブラックな笑顔で解説する。
 「決勝、決勝…」

 僕は小芝居の設定よりも、ここのセリフの意味がわからなかった。「初めて?」ってところ。
 オータちゃん、何が初めてなんだろう。

 あれはねえ、もう少しわかりやすくセリフを書き込むとこういうことだったんじゃないのかなあ。
 「ナベさん、あれ、どーしたんすか?」
 「オータちゃん、(選抜)初めて?」
 「(いや「花びら2008」で初選抜ってことになってますけど、ガヤ扱いだし、レーベルはデフスターだし、あんなのノーカウントでしょJK。つーことは、実質選抜入りは初めてです)」
 
 うん。これでよくわかる。
 言い訳MaybeのPVの真のテーマは、
「AKBにおけるエース争い」ということだったんだねえ。

 前田に噛みつく大島(優)。
 「カンジンのところで(ぐだぐだになってやる気を出さないなんて、AKBの)エースじゃねえよ」
 
 これでやっとふせえり先生の、
 「今から競争をします」の唐突さもわかる。あれはすなわち、
 「今から選挙をします。ルールは仁義無用のヲタ選挙です」ということ。

 結果はご承知の通り、一位前田、二位大島。でもみんなでゴールを目指そうね、めでたしめでたし、というわけです。

2011年4月16日 (土)

言い訳Maybe2 CinDyを探せ!

words
video
 ほら、遅れてきたAKBファンだからさ、僕はCinDyなんか知らなかったわけ。で、A1からこつこつ見始めて、今A2の途中までについて書いてるんだけど、実際はもうA4見てるの。


 あれ? 人数少ない。
 そう、A3とA4の間で、折井が辞め、浦野(えーと、まだMihoなんだよね?)、平嶋、渡邊がTeamBに左遷栄転してたんだよね。


 そしたらなんか急にさびしい気持ちになっちゃって。


 CinDyの動画あさってたら、第1回総選挙で17位になったときの動画が出て来た。
 ちょっと泣いたよね。


 そういや、この結果を受けて「言い訳Maybe」のPVに出てたはずなんだけど、どこだっけ?


 というわけで探してみました。


 冒頭の小芝居。
 言い争いながら廊下を歩いてくる前田、大島(優)、高橋。
 後から心配そうについてくるソフトボール部員。
 その中にいた! 秋元、宮澤と並んでちっちゃいぞCinDy!


 言い争いは続く。前田を糾弾する大島(優)。謝って立ち去る前田をなおも責める大島(優)にくってかかる高橋。二人を制止する秋元、宮澤。その間で全然役にたってないぞCinDy!
 余談だが、大島(優)は、おしとやかでない演技(ラッパッパの大島部長とか)が冴えるね。


 それをちょっと離れて見ているナベさん、オオタちゃん、ブラックさん。いやーホントにブラックな笑顔だぞ! CinDyとは関係ないが、あまりにブラックなのでついつい保存してしまった。


 まだまだ続く大島(優)と高橋の言い争い。だいたい昔っからTeamKは気にいらなかったんだとか、何がオリジナルメンバーだ、とか、そういうことかしら。通りかかったふせえり先生が仲裁に入ろうと、持ってた花瓶を渡すのがCinDy!。役に立ったぞ!


 ぶち切れたふせ先生の命令で、何故か自転車レースが行われることに。
 部員+野次馬参加の3人、計18名が2列に並びます。

 最新のCG技術wを駆使してふせ先生にはお消えいただいて、全員を確認してみましょう。
 向かって左から順番に、秋元(最後のシーンでドラフトを決め、青い鞄を落としますね)。
 青いジャージ、黄色い自転車の佐藤(亜)。
 プラスチック製のカゴに青い鞄を入れている松井J。おいおい君は確かCinDyより順位が下だったのではないのかね。1列目にいるというのはどういうことかね(←秋元先生の命令です)。 

 その右、後列になりますが、ブラックさん。
 黒い車体に白い鞄が大島(優)。
 その横、被ってよく見えませんが、オオタちゃんが後列にいます。

 その右がツインテールのナベさん。
 前列に戻って白いジャージに水色の車体は倉持。

 そしてそのすぐ右、後列で少し赤い髪のおかっぱが、そうです、CinDyです!
 これだけ小さくてもわかるのは、もうこれはCinDy愛だとしか言いようがないね。

 その右、前列に戻って黄色い車体、黒い学生鞄は、この後のレースでは影も形もない葛西。
 その右後列の長いツインテールは北原。
 前列に戻って白い大きなリボンに籐の籠が高橋。
 その右後列、黄色い車体に黒い学生鞄は小野。ちょっと葛西と似てるけど、葛西より小野の方が髪は黒い。車体の色は葛西は鮮やかな黄色、小野はクリームイエロー。

 その右前列、赤い車体、白い鞄、籠にはグローブが入っているのが前田。
 その右後列、籠無しの自転車が佐藤。
 その右前列青のジャージが篠田。
 その右、長い髪の小嶋。一番右、
 白い半袖シャツに青い星のついた白い鞄の赤い車体が宮澤。

 ここに写ってないのは、板野、峯岸。板野はレース中には姿を現すが、峯岸はドラマ全編を通じて不在です。

 
 ふせ先生の笛を合図に、自転車レース、スタート! と同時にジャカジャーン、曲もスタートだ!
 アップテンポの割にずいぶんちんたらした出だしのレースだぞ。先頭は秋元、その後各車ダンゴ状態だ。その中、赤い車体の自転車で、かごの中に赤い縁取りの鞄を入れているのがCinDyだ!。
 強いCinDy愛のおかげで、後ろ姿でもわかるぞ!

 つづく。

2011年4月14日 (木)

ラジオガールの独語

 ラジオ日本 佐藤亜美菜の「この世に小文字はいりません!

 最初「ラジオババアの独語」ってタイトルにしようと思ったんだけど、やめます。

 佐藤(亜)冠番組の第2回め。
 
 先週のANNでは、他局にも関わらずまさかの番宣を行った佐藤(亜)。それを受けて展開するのかと思いきや、全く触れず。

「オールナイトニッポンの優秀なネタ職人さん、特にトランボンさんはメールを出すように!」
 とまで言ったのに、まさかのゼロトランボン。トランボンさんはちゃんとネタ送ったのに。

 他局のANNでこういう告知ができたということは、ANNのディレクターからのご祝儀なわけで、それにはちゃんと内祝いをお返ししないと立派な社会人とはいえない。

 たぶん第2回の「小文字」の収録が、先週のANNよりも前だったからなんだろう。次回はちゃんとお返しをした方がいいよね。そう考えると、やっぱり生放送の機動力は魅力ですね。

 番組冒頭、「今日のタイトル」と称して「モロヘイヤー」と叫ぶ佐藤(亜)。
 なんだそりゃ、と思ったが、どうやら「小文字」のDが面白いと思ってやらせたらしい。

番組の最初に行った今日のタイトルというのはですね、ディレクターさんが言ってって書いてあったので言ってみたんですけど、
   (中略)
あんまり面白くなかったので、今回で終わりでーす。

 といきなりのダメ出し。

 面白かったのは、この後。

 ラジオのパーソナリティはブースではインカムをして、キューとか指示とか、Dの声を聴きながら番組をすすめる。この声は出演者にしか聞こえないので、ふつう出演者がその声に返事をすることはない。リスナーはDが何を言ってるのかわからないので、それに返事をされても困っちゃうわけ。

 なのに佐藤(亜)は平気でインカムから入るDの声と会話をする。

ふふふふふふ モロヘイヤ面白くなかったでしょ? え? 「見たことないし、食べたこともないから、最近モロヘイヤって何だろって考えてて、今日はモロヘイヤにしてみました」 でも面白くなかったから今回で終わりでーす。 ww、「ボクはまだまだ書き続けます?」 書き続ける? じゃあ次もやってもいいかな…

 最初は一瞬何だかわからなかった。急に誰かとしゃべっているような独り言を言うんだもん。電波が聞こえている人かと思っちゃった。

 その後、4月で新しい出会い、という話題から、

私もこの番組のスタッフさんとは、今回がはじめましてです。
ということで、第一印象は、「大丈夫かな?」って。

 ぶっ。ふつうに聞けば、「おいおい、この連中大丈夫かあ? 何だよさっきのモロヘイヤってのはよー。あれが面白い思ってるんじゃ困るんだよな-」という意味だよね。

 直後に「自分が大丈夫か」という意味だと弁解したけど、ホントか?
 その後スタッフのことを縷々説明するのだが、

面白くもないのに面白い面白いって言ってくれるから、私もwww
ほら、心ないよ、ホント、それ。
面白い、か? ホントですか? 信用ならんな。

 完全にDと会話してますな。

 これはこれで面白いかな。
 掛け合いの相手がいない中、リスナーが聞こえない、スタッフとの会話を想像させながらボケて突っ込むというのも斬新かも。

 ただここのDはあんまし佐藤(亜)を面白いと持ち上げない方がいいよね。そんなに面白くないのは佐藤(亜)もわかってるんだから。もっともっと面白くして行かなきゃ。アイドルとしての賞味期限、もってもあと3年くらいだろうから、その間にどーんと。

 なんかラジオのことばっか書いてます。
 さすがに明日は佐藤(亜)は出ないだろうけど。

 

2011年4月11日 (月)

ラジオガールのソリューション

ANN2011/04/08
パーソナリティ:佐藤亜美菜、増田有華、松原夏海

 お、まさかの佐藤(亜)登場。
 同じ週に他局で冠番組が始まったばかりだというのに、立て続けのラジオ出演ですか。さすが自称AKBのラジオ王。これで大島(優)らと並んでANN最多出演タイとなりました。

 他局にレギュラーの冠番組ができてしまって、ANNに呼ばれなくなるんじゃないか、と実はちょっと心配していた。また、もし呼ばれるとしても、他局でやってる番組とANNとの関係について、どう折り合いをつけるのかも気になっていた。

 それが同じ週に呼ばれるとは、ラジオメディアは佐藤(亜)推し、なのかしらん。
 テレビのヴァラエティでの指原みたいに。

  前回の切れキャラとは違い、穏やかに桜の開花ネタで導入。ま、毎回切れるネタもないし、時世的にも切れにくいですけれど。

 冒頭、ファックステーマを紹介を発表、「新年度・新学期 ここが変わりましたレポート」。
 三人が当たり障りのない例を挙げた後、

(佐藤(亜))他に何かみんなある?
(増田)えっ? 佐藤亜美菜がラジオのレギュラー番組を持った?
(佐藤(亜))すばらしい、よくぞ触れて下さった。
(増田)えっ? これは?
(松原)なんで触れちゃうのー?
(佐藤(亜))いいじゃん触れてよー、いや他局なんですけどねー

 ラジオ日本の名前こそ出さなかったけど、「他局で冠番組がはじまった」ということ(あからさまに原稿を読む口調だったけど)を、ANNで触れることができた。
 ANNに呼ばれないどころか、好待遇じゃんか、佐藤(亜)。
 
 その後も番ジングルで堂々と、

佐藤亜美菜です。
他局ではじめたラジオ番組の「この世に小文字はいりません」
オールナイトニッポンの優秀なネタ職人さん、特にトランボンさんはメールを出すように!
ちゃんとチェックするからね

 と番組名を堂々と出して宣伝。

 聴取者が書いたジングルではあるが、当然自前にANNのディレクターがOKを出してくれたってことだよね、これ。
 太っ腹なDでよかったね。

 ちなみに「この世に…」の裏でぶつかっているニッポン放送の番組のパーソナリティは、ゆずと、なんとジャニーズのKAT-TUN。大丈夫か角銅D。倖田來未がやらかした時はとばっちりだったが、今回は違うぞ。
 もっとも今ジャニーズ事務所とガチンコできるのはAKBくらいだろうから、それはそれで見ものかもしれない。まあその辺は秋元大センセイがなんとかするかな。Kinkiに詞を提供したり、「男版AKB」をジャニーズと組んでやる、って話もあったし。

 いずれにせよ佐藤(亜)が「ラジオの子」ということでDに大切にされているんだとしたら、ありがたい話である。

 あとひとつ気になっていたのはトランボンさん問題。
 いや問題って程じゃないけどさ。勝手にそう思っただけ。

 前に書たけど、トランボンさんという、AKBのANNでは高率にネタを採用される職人がいる。

 ネタが爆発的に面白い、というわけではない。ただAKBのANNにはとてもちょうどいい内容のネタを、コンスタントかつ多量に送って来ている人である。深夜ラジオの経験が少ない(放送中に眠くなってしまうような)メンバーにしてみればトランボンさんのネタは安心して読める。そのせいでいろいろやっかみも受けていて、ちょっと気の毒な程である。

 だが深夜ラジオをよく知っている佐藤(亜)にしてみれば、トランボンさんのネタはちょっとぬるい。だからANNでわざわざ生放送中にネタ送れと言っておきながら、つまんないと没にするなど女王様な振る舞いも見せた。

 そういうエッジの効いたやり取りこそ深夜ラジオは楽しいんだけどさ。

 で、「この世に…」でも佐藤(亜)はやらかした。トランボンさんからせっかくネタが来たのに、名前だけ読んでネタ読まず。うわあもうこういうのツンデレと言わねえよ、ツンツンだよ。

 ま、それはそれで面白かったのだが、じゃあ佐藤(亜)は今後トランボンさんをどう扱うのか。
 これだけハードルを上げちゃったら、なかなかトランボンさんのネタを読めないだろう。なにしろ自己紹介で、

ネタ職人のみんな聞きなさい!/半端なメールは読まないぞ
AKB48オールナイトニッポン番長こと/Team Bの佐藤亜美菜です

 って言い放ったくらいだから。

 ところが今回はトランボンさんのネタがあっさりするすると読まれた。
 オイオイそれでいいのかよと思ったら、

  ちなみにトランボンに嬉しいお知らせだよ。なんか偽トランボンとか出て来てっかんね。

 まだ呼ばれてないけどさあ、よくメールくれるね、「ぼくんち冷蔵庫」さんって人がいるの。で、トランボンもいっぱいくれんの。そしたら、ついに「ぼくんちトランボン」ってゆうさ。

 やばくない? 激アツだろトランボン。よかったねえ。ネタはねえ、そのぼくんちトランボンのネタは全然面白くなかったから紹介しないけど(あーそうなんだあ、かわいそーにー云々)。

 トランボンさん、普通に呼び捨てだから。親戚かよ、という突っ込みはおいといて、「名前は読むが、ネタはつまらんから読まない」を、トランボンさんではなく、「偽トランボン」にぶつけるという解決策。
 これはお見事でした。

 これを受けて「この世に…」ではトランボンさんのネタはどう扱われるのか楽しみではある。
 ANNではちょっと甘い顔見せたけど、あたしだけの番組ではそうはいかないわよ、と女王様再降臨となるか。

 番組終盤、佐藤(亜)は「おっぱい」発言連発。「夢のいっぱい詰まったおっぱい=ゆっぱい」だってw。

(佐藤(亜))そういうことで、いやーいいね、今日は久々に何か「深夜」、って感じだった。
(増田)亜美菜がね、「言ってやった」っていうね、顔がね、もうすごいすがすがしい。
(佐藤(亜))いやあ、うち初解禁だわ、たぶんこういうメディアで「おっぱい」って言葉発したの。

 ん? AKBにしては過激? でもちゃーんと「おっぱい」って言っていいか、事前にお伺い立ててあったんだって。

 でもそれ言っちゃ駄目じゃん。リスナーに「おいおい亜美菜そんなこと言っちゃって大丈夫か」って気にさせなきゃね。

 もっともっと深夜って感じの放送、それは是非ホームグラウンドでやらかして下さいね。
 期待してます。

2011年4月 8日 (金)

チョコレート

 words
 何だか帰り途がわからなくなってしまったような感じ。

 Amazonから立て続けにChocolove from AKB48のCDが届く。そりゃAmazonのせいじゃないよね、だって注文したんだもの。ま、そうなんだけどね。何だかもう会えないこどもの年齢を勘定しているようなつらさがあるね。中西の歌をもっと聴きたい、と思って探してたらChocolove from AKB48にたどり着いたというわけ。
 
 「Chocolove from AKB48は、AKBでいちばん最初にスピンアウトしたユニット(AKBとは別のセールスを行うユニット)で」、と書こうとしてもう一度調べたら、違いました。

 こっちの方が前だったんですね。DVDを買ったばかりなのに、何やってるんだ。念のためメモリストで確認。間違いなくほね組 from AKB48の方が先。
 板野さん増山さん奥さん小野さん申し訳ありませんでした。

 なるほど、板野は「AKB初のソロデビュー」という記録の他に、「AKB初のスピンアウトユニットのメンバー(しかも唯一の現役)」という輝かしい称号を持っているというわけだ。

 閑話休題。
 Chocolove from AKB48の話。

 前に書いた「明日は明日の君が生まれる」には4種類のCDが発売されている。
 初回限定版rina-mix版sae-mix版sayaka-mix版 である。
 初回限定版CDには、ノーマルな「明日は明日の」とchoco-mixとinstrumentalと、カップリング曲の「チョコレート」が入ってて、DVD、それに全国握手会参加券(←うそうそ。当時はたぶんそんなの必要なく「会いに行ける」ことができたはず)が付いてる。その他の版には、それぞれのメンバーがソロで歌った「明日は明日の」とinstrumentalと「チョコレート」が入っている。
 
 これを全部揃えると、曲としては全種類の「明日は明日の」が揃うわけだが、カップリング曲の「チョコレート」にもrina-solo、sae-solo、sayaka-soloというヴァージョンがあって、それはこれらのシングルを買っても付いてこない(←このブログ史上初めて強調文字を使っちまったよ)。

 「チョコレート」の、メンバー各々のソロ音源を聞きたい人は、アルバム「Desert」じゃないや「Dessert」を買わなくちゃいけないわけだ。

 おい、秋元くん。ちょっと話があるんだが、放課後体育館の裏に来てくれるかな?

 同一タイトルの複数仕様はこの前後から大々的に行われるようになるわけだが、感想を言わせて貰えば、「小遣いの乏しい高校生でなくてよかった」だな。

 まあもともとの目的が中西の歌を聴きたい、ということだったのだけれど、ひとつ聞くと他の二人の声も聞き比べたくなるってもんで。秋元くんのいいようにされましたよ。

 で、この曲。 

君のキスはチョコレート/触れただけで溶けるように
甘くなる/少しビターな
その愛しさ もう忘れられない

 夏の恋、それも始まったばかりのころの一場面のスケッチ。

 引用した歌詞(サビに相当)のところだけは「現在」なんだけど、曲全体では明示されていないけれど「過去の回想」という印象(だからサビの「現在」はいわば「歴史的現在」)。
 それは最後のスタンザ

バスの座席に/置き忘れたあの麦わら帽子

 が暗示している。
 あの日、「君」と「僕」はキスをしたあの日、置き忘れたのは麦わら帽子だけじゃない。
 「君」に対する「僕」の想いもまた、あの夏の日のどこかに置き忘れてきてしまった。
 そういう歌。

 秋元くんが上手なのは、ホント商売だけじゃないよねえ。

 あ、中西を目当てに買いあさったChocolove from AKB48だったけど、「チョコレート」はsae-soloにいちばん心ひかれた。
 宮澤の過度に女性を感じさせない歌声が「僕」の歌の切なさに見事にフィットしていた。
 秋元くんの言うとおり買って(あと高校生じゃなくて)よかったよ。

2011年4月 6日 (水)

ラジオガールの門出

ラジオ日本 佐藤亜美菜の「この世に小文字はいりません!」

 ラジオ日本が入らなくてこりゃあダメだと思ったら、翌朝(今朝ね)何とか音源をqあwせdrftgyふじこ。人って暖かいね。

 タイトルを番組中に決定。

 小文字ってなんだあ? と思ったら捨て仮名のことね。
 なるほど、佐藤(亜)はブログの表記に捨て仮名を用いないようにしているわけか。

 とブログを読んでみると、「ファン」を「ふあん」、「しちゃいますぜ」を「しちやいますぜ」、と確かに捨て仮名を用いていない。

 伝統的な日本語の表記法では、むしろ捨て仮名を用いない方が主流だった時代が長く、公文書等においても昭和63年の内閣法制局布告までは原則捨て仮名を用いていなかったので、ある意味先祖がえりの趣がなきにしもあらずと言えば言えなくもない。
 
 と思ったら、この日のエントリータイトルがいきなり「みよっとよっと」。いきなり捨て仮名「っ」を二つ使っているじゃんか! 促音の捨て仮名はいいのね。あと片仮名の場合は捨て仮名容認なのね。

 ということで、正しいタイトルは「この世に捨て仮名はいりません(促音の「っ」および片仮名を除く)」ということですか。

 佐藤(亜)はかつて「ブログだって、いつも頑張って、こう面白いことやってるんですよ、とか、てかそれなりに私だって、やっぱり読みにくいかな、と思っていろいろ頑張ったりしてたのに…」とぼやいていたが、その「頑張り」というのの一つが、この「捨て仮名(促音の以下略)」ということなのだとしたら、うーん…。

 ちなみに我れらが敬愛する百戦百勝の
コバヤシカナ大王陛下におかせられましては、そのブログにおいて係助詞の「は」を表記するのに捨て仮名の「ゎ」を用いられておられる。
 
 係助詞「は」を「ゎ」と表記するのは、  コバヤシカナ大王陛下お馬鹿さ加減、まあ秋元も「くるくるぱー」とは小林香菜のことだって言ってるくらいだし、それが売りっちゃ売りなんだが渦巻き主義を如実に表現しているという意味で有効な表記と言えるかもしれない。
 でも佐藤(亜)の「捨て仮名(略」という表記法にどぉいぅ意味があるのか、僕にゎよくわからなぃ。

 佐藤(亜)はすっごく努力する人なんだけれど、いま一つそれが成功に結び付かないところがあって、歯がゆい感じを禁じ得ない。つーかぶっちゃけそういうところが好きなんだけどね。
 基本報われず。で、どこかでどかーんと大逆転するのが似合う、みたいな。

 番組自体は、初めて自分の番組が持てた喜びがいっぱい感じられて楽しかったし、聴いてて嬉しい気持ちになれた。
 心よりお喜び申し上げます。
 おめでとう、ラジオガール。

 「東京都大田区のトランボンさんがネタを送る」→「佐藤(亜)喜ぶ」→「でもネタ事自体は没」というANNでお馴染みのコンボも聴けたし。

 ただこのコンボは、トランボンさんは名前は読まれるがネタは読まれないという、お約束について来られるか、にかかっている。
 ANNでは、「佐藤(亜)が生放送中、トランボンさん名指しでネタを強要」→「それを聞いてたトランボンさん投稿」→「佐藤(亜)喜ぶ」→「でもネタは没」、という伊集院光なみに美しいコンビネーションもあった。

 これはこれでANNで佐藤(亜)が、自分のブログが「今週のブログコーナー」に選ばれない、という自虐ネタと平仄が合っている

 一方、トランボンさんは、佐藤(亜)以外がパーソナリティをやっていたANNでは高率でネタを読まれている。
 メンバーからは「わーすっごーい」「トランボンさん面白ーい」と誉められるのだが、本来の深夜ラジオの水準からすると、そんな大したレベルではない(すいませんねトランボンさん。てかANN自体ぬるぬるなんだから仕方ない)。

 他のメンバーはそんなに深夜ラジオなんて聞いてないからそれがわからない。でも佐藤(亜)は知っている。深夜ラジオのネタってもっともっと面白くて、抱腹絶倒であるべきだってこと。

 だからついついトランボンさんに厳しくなってしまうんだろう。
 
 当のトランボンさんはそれをどう思っているのかというと、微妙みたい。でもファイト、トランボンさん。

 ずっとネタを読まない、というフリをしていると、いざ読むときのネタのハードルが高くなって落ちにならないだろうし。いっそ月に1回はトランボンさんに「百発98中券(この場合は権かな)」を発行して、全ネタ読むくらいのことしなくちゃダメかもね。

 これからどんなコーナーが生まれるのかわからないけど、僕としてはやっぱり「干され気味&ポジション微妙」な自分の立場を生かした出血ネタを期待したい。ANNのぬるぬるさとは明らかに一線を画するような。

 だってあの歳の女の子で「ラジオが大好きで、ずっとパーソナリティになりたかった」なんて子、滅多にいないもの。ラジオの面白さ、マスではないがスペシフィックなメディアの魅力がわかっている子なんだもの。

 AKBを全く知らない人にも楽しみにしてもらえるプログラム。
 「佐藤亜美菜って子のラジオ面白いんだけど、あの子AKBのメンバーなんだってね」と言われるような番組。
 
 佐藤(亜)にはそれができると思う。
 がんばれ、ラジオガール。

ps.
 そういや秋元御大が世に出るきっかけも深夜ラジオだったんだよね。ってことは御大のスピリットは他でもない、佐藤(亜)に引き継がれていくのかもだよ。

2011年4月 5日 (火)

明日は明日の君が生まれる

words
video
 寄り道が終わりません。

 2009年のAXは「初日」が第1位になったことで記憶されている(言うまでもなく「くるくるぱー」は第0位である)。


 その時の8位がこの曲。スクリーンに曲名が映し出されると「うぉー」とも「えー」ともつかないどよめきがAXを満たす。そして暗闇の中から聞こえてくる透き通るような歌声。

たったひとつの空しかないよ/どんなに空が広くたって
大事な人とはぐれたとき/見上げる者を勇気づける

 そう、その時はすでにメンバーではなかった彼女の、水のような声。


 会場に響き渡る彼女の名。


 彼女について本当に語りたいことがある人たちは、口をつぐんでいる。シアターで彼女と出会い、ともに育ち、別れ、彼女とはぐれてしまった人たち。ネットを歩いていると彼らの情熱や哀しみがいたるところに残っている。
 それを知っていて彼女について語るのは、とても気が重い。 

今日まで歩いてきた道/今は二つに分かれてる

 彼女と彼らは別々の道を歩いて、ずいぶん遠いところまで来てしまった。


 AKBが有名になるにつれて、後から彼女を知った人増えた。僕もそうだ。握手はおろか、生の歌声すら聞いたことのない「新規」。それでもその時彼女がどんなに輝いていたかを想像することはできる。あったかいお味噌汁とからあげが恋しくもなる。


 
 アイドルとは虚像である。ファンはそれが虚ろなものと知っていて、そこに「愛」を注ぎ込む。
 「地下アイドル」でスタートしたAKBは多くのファンの愛(とお金)をエネルギーに、どんどん加速していった。その過程でスピードについて行けず自ら降りたり落ちたりしていった女の子たちがいたのは仕方のないことなんだろう。

明日は明日の君が生まれるよ/長い夜を越え
陽が昇るように/夢の続き
すべて捨てて/両手を広げよう

 これは別れの歌であると同時に、死と再生の歌でもある。西の果ての冥府に逝った太陽が、長い夜を経て生まれ変わる歌。


 彼女は別の名を得て、夢の続きを捨ててまでも新しい自分に生まれ変わった。その姿を望まない人々のことを思うと心は痛むが、その痛みは、愛したゆえのもの。

誰もが愛に傷ついて/その悲しみに立ち止まる
痛みが地図になって/迷ってしまう

 どれほど痛みが強かろうと、愛さなかった方がよかった、とは言えない。
 だってそんな気持ちになれるって、「僕」はついているね、なんだぜ?


 歌が終わった時にも彼女を呼ぶ声は会場に響いた。

 「里菜!」

 明日は明日の君が生まれるのならば、何度でも生まれ変わればいい。
 あなたの名を呼ぶ声は、今もどこかで響いているのですよ。

 
 聞こえる? りなてぃん。

2011年4月 4日 (月)

くるくるぱー2

words
video

 ええええええー、まさかの2ですかあー。「くるくるぱー」でそんなに語るんですかー。

 四月馬鹿にちなんで、「くるくるぱー」を見たのだが、いまや渦巻き主義のトリコ仕掛けにはまってしまったようである。
 恐るべし「くるくるぱー」。
 敬うべしコバヤシカナ大王陛下

 この曲の歌詞は、一読すれば楽観的、非真面目的、非教養主義的等々のお気楽な処世術を説いただけのように見える。

嫌なことは/全部 もう 忘れちゃえ

 であり、

難しいことは/ドブに捨てて

 なのである。
 また、

探しものは/いつでも頭の上にある
明るく生きていこうよ

 と言い、

しあわせって/湿気が嫌いなんだってさ
笑顔を見せてごらんよ

 と説く。
 だがこの歌詞は本当にそれだけであろうか。

 否、吾人はこの一見軽佻浮薄なる詞藻の中に絶対真理の片鱗を見出さざるを得ないのである(とちょっと明治の文豪調)。

 言葉は時として、それを書いた者の意図や思惑や意思を遙かに越えた射程も持つことがある。詞を書いた秋元康も知らぬところで、この曲にミューズは舞い降り、「詞」は「詩」に生まれ変わった。

 たとえばこうだ。

探しものは/いつでも頭の 上にある

  多少なりとも神秘主義に造詣のある者は、このカードを思い出すに違いない。

 そう、タロットの大アルカナカードの「0番」、その名も「愚者」すなわち「くるくるぱー」である。旅にある若者は、未来を象徴する左を向き、手に花を持ち、頭の上を見上げている。それは、探しものを天に求める姿そのものである。

 若者の歩むその先は崖である。落ちるかも知れない、落ちないかも知れない。そう、この若者は一瞬後に崖に落ちて命を落とすことができるほど自由である。

 それは即ち、百尺竿頭さらに一歩を進むの世界でもある。
 
 さらに曰く、

くるくるぱーで/ごめんね
大切なものは/何もないよ

 大切なものなど、何もない。

 先日は、これを般若心経の心無罣礙の心境に擬した。大切なものとはすなわち煩悩であり、心を惑わすものである。それを追い求める限りはそれにとらわれ続ける。

 コバヤシカナ大王陛下は「そんなものは無い」と喝破したのである。

 いや、そんなことを言っても

宝物は/おそらく ガラクタの中だね

 と、宝への執着(ここはひとつ「しゅうじゃく」と読んでください)も歌っているではないか?

 いやいやさにあらず。
 
 「くるくるぱー」のPVを思い出して欲しい。コバヤシカナ大王陛下の従者達は、歌いながら手に持つ「宝」を、地に投げ捨て、そのあとわざとらしく拾い上げるではないか。

 これは即ち「宝」などは、すでにその手の中にあり、いつでも捨てることも拾うこともできるとの教えに他ならない。宝とはそれを「宝」と定めるおのれの中にこそあるのだ。
 
 そして終わりに言う、

愛をお代わりして/最高!

 愛も「お代わり自由」。それは尊いものであっても決して絶対なものではない。何度失ってもお代わりすればよいのだ。

 ああ、かくもありがたきコバヤシカナ大王陛下の渦巻き主義よ。

 AX2009も大詰め、第2位の発表。
 大方の予想を裏切り、前年大ヒットの「大声ダイヤモンド」は、1位ではなく2位であった。どよめく会場。

 じゃあ、一位の曲は何? ま、まさか??
 その刹那ひな壇中央にましますコバヤシカナ大王陛下は、紅の王冠に青葱の王杖を携え、下々に詔を賜った。
 「えええ『くるくるぱー』が1位? いい、いいからもう2位やっちゃって」。

 結果、第1位は「初日」であった。発表の直後、アップで抜かれるコバヤシカナ大王陛下。陛下がっくし。

 でもいいのだ。AX2009第1位。それは今に語り継がれる、希に見る美しいステージであったのだから。CinDyのティアラも輝いていたし。

 そして渦巻き主義者は知っているのだ。あの日、「くるくるぱー」は1位の上、すなわち愚者のナンバーである第0位に鎮座していたことを(それを疑う不心得者はAKB日誌2009年1月25日を見るがよい)。

 すいません。以上四月馬鹿の延長のような与太話でした。
 でも「くるくるぱー」が、せめて90位くらいでいいから入って、コバヤシカナ大王陛下が葱を振り回すシーンを正月に見たいものです。

 全国の渦巻き主義者よ団結せよ! 

2011年4月 2日 (土)

野菜シスターズ

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video
「これイチ」飲んでます?
 正直に言います。別に僕は野菜ジュースなんか好きじゃありません。でもここ半年くらいは「これイチ」よく飲んでいました。事情を知ってか知らずか、妻は喜んでおりました。

 はい、はい。私はおっさんです。朝っぱらから一人でこれイチを買っていました。

 もちろん200ml紙パックさ。大きいパックがお得と言われてもねえ。
 通勤途中のコンビニとか、帰宅途中のスーパーとかで買ってました。買うときはなるべくえり好みしないように、一番手前にあるパッケージを手に取るようにしていたのね。どのシスターも好きだから。でも複数本選ぶときはさ、やっぱちょっと違うシスターにしたいじゃん。シスターが被らないようにして選んでたわけ。「今日はあっちゃんとたかみな」とか「お、JRでそろいましたか」とかね。

 一瞬。ホント、一瞬よ。別によーく吟味するわけじゃない。そりゃあそうだよ。僕だって世間体がありますもの。「あ、あのおっさん、これイチのパッケージ見て選んでるぅ」なんて思われたくないもの。
 もちろんパッケージは飲んだら捨てましたよ。そこまでモノマニアックではないから。

トマト・キャベツ・にんじん・かぼちゃ/赤ピーマン・ほうれん草
なすにごぼう・玉ねぎ・セロリ/ブロッコリー・大根

 大根が描かれたパッケージあたらなかったよなあ。あれ全部の野菜は描かれてなかったんだってね。ちぇっ。モロヘイヤとかケールに出会えるの楽しみにしてたのに。

 で、最近リニューアルしちゃったでしょ。野菜の数も25種類から30種類に増えちゃって、パッケージも変わった。野菜シスターズが描かれていないんだわな、これが。CMの契約期間が切れちゃったのかな。

 近所の大きなスーパーで、新パッケージ見た時、あ、と思った。正直ちょっとさびしかった。その後いつもは行かない、ちょっと流行っていない生協で何の気も無しに見たら(いいえそれは嘘です。期待を持って見ました)、リニューアル前のパッケージと新パッケージが両方置いてあった。賢い主婦は賞味期限の長い、新しい製品を買うんだろうけど、ほら、僕なんてエコに目覚めたおっさんだから、はい、古いパッケージを数本買いましたよ。大人買いしなかっただけ自分を誉めてあげたい。

 その生協も今や前パッケージの在庫はありません。

 まあ、リニューアルした方が味はちょっといいかも。でも前みたいにはもう買わないよね。腹いせに伊藤園の買ってやることにしました。
 
 と言いながら、こんどは30人で野菜シスターズやってくれないかなというのが淡い希望。
 カゴメのホームページには、まだ野菜シスターズが載っているし、CFもとっきどき流れてるから、完全に切れたわけではなさそう。

 新メンバーは よもぎ・赤じそ・チンゲンサイ・小松菜・グリーンピース。 
 誰でもいいけど、あえて言うならば中京方面のマーケッティングを考えて、大矢とか矢神とか高柳とか、いかがでしょう。

 ps.
 野菜シスターズ30種バージョンの発売までの個人的レジスタンスとして、伊藤園のを買っていたんですけど、地震のおかげでそれも店からはけてしまいました。
 pps.
 流通が少し落ち着いて、これイチも伊藤園も店頭に並ぶようになりました。で買ってます。伊藤園の。
 

2011年4月 1日 (金)

くるくるぱー

words
video

 四月馬鹿とて御出御あるはコバヤシカナ大王。
 紅の王冠をオツムにかむり御手には青葱の王杖を携えのお出ましにござる。

くるくるぱーで/一緒に
難しいことは/どぶに捨てて
あっけらかん/お馬鹿丸出しで

 AX2008では93位、AX2009では圏外、このまま泡と消え去ると思いきや2010では80位とまさかのランクアップ。

 しからば上昇に転ずると思えばAX2011は再び圏外とまことに掴み所なき「くるくるぱー」にござる。

ゼロになれば/これ以上引かれるものはない

 残念、大人には借金がござる。
 されど

どこかで運が振ってくる/心の雲の向こう側には青い空

 しかり、しかり。
 運は拾うもの。捨てるもの。 

落ち込んだら/賑やかなラッパを鳴らすんだ

 ぱっぱらぱっぱっぱー。

くるくるぱーで/ごめんね
大切なものは/何もないよ
すっかんぴん

 これぞまさしく心に罣礙無くば、罣礙無きゆえ、恐怖有ること無し、一切の顛倒夢想を遠離し、涅槃を究竟すの心地ににござる。

愛をお代わりして/最高!
渦巻き主義者

 我ら忠良なる臣民は今こそコバヤシカナ大王を奉戴し、渦巻き主義を堅持し、もってすべからく世を覆う暗雲を吹き払うべし。

 依って件の如し。

 放送はキビシイみたいだけどね。

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