« 2012年3月 | トップページ | 2012年5月 »

2012年4月

2012年4月24日 (火)

シアター・パイレーツ

words
video


 書き忘れてしまったのだけれど、「クリスマスがいっぱい」では舞台奥に電飾がかかってるのね。
 クリスマスの電飾だあねえ。
 こういう装置を使うのは「クリスマスがいっぱい」が最初だよね? 後でもう一度確認してみます。
 で、この電飾はカーテンのような構造をしていて、曲が終わるとすっと左右に引っ込む。そうするとはじまる後半の全体曲の2曲目。

  乗ってるかい? Hey! Hey! Hey!

 と、文字にするとちょっとアレだし、CD音源で聞いても「ふーん」ってくらいの曲なんですけど、ライブ映像は印象が全く違います。


 この曲、あんましライブのソースがないのね。K3の公演DVDの他は、AX2008の99位くらいしか見つからない。あと「見逃し1」のK3。どれもすっごく楽しそう。現場じゃcall & res. が楽しかったろうなあ。


 一番楽しそうなのは、やっぱり公演DVD。「溌剌」って言葉がはじけ回ってる感じ。時々ステージを斜め上から見下ろす絵があって、メンバーとお客が一緒に映ることがあるんだけど、「Hey! Hey! Hey!」ってとこで最前のおっちゃんが嬉しそうにコブシを振り上げております。K3の他の曲と同じように、恐らく無観客別撮りの映像がインサートされてるんだけど、構図以外にもやっぱ何か違いますよね。


 センター的なポジションは小野。彼女を見ているとそのの二つ名が「えれーな」でも「えれにゃん」でも「えれんこふすきー」でもなくって、えれ「ぴょん」である理由がとってもよくわかる。まるで野を跳ね回るやっと草をはみ始めたくらいの若鹿(川栄川栄、これを見るんだりっちゃん)。


 この曲

そう あたしらは 噂のシアター・パイレーツ

 のところで、右手の人差し指中指二本で敬礼!をして、左を向くフリがあるんだが、終盤のリフレインの時、小野だけ右を向いてるところがある。ちなみに小野の手前は松原、向こうは大堀、その向こうは宮澤なんだが、みーんな左(上手側)を向いてるよね。


Ere_2


 念のためAX2008の映像を見てみたが、この時はちゃんと上手を向いてる。


Ere2


「見逃し1」小野ポジの川栄も同様。


Rena


 なんでしょえれぴょん。
 まあ何でもカメラ目線で小野の御尊顔を拝することができるってのは吉ですよね。


 あと一人、ステージで目を惹くのは今井。
 あんまし映んないんだけど、きびきびした動きとキリッとした目、要所要所でニンマリとした笑顔が印象的。この人と佐藤(夏)が組んでの「劇団NY」は、古参のみなさまの語り草になっているわけだが、遅れてきた僕らはAX2009のMCでその片鱗をうかがうことしかできない。でもきびきびとテンポ良くキレのある語り口は、今のAKBに不足してるものの一つかもしれません。


Yu


 今井はこのK3でAKBを去って行ってしまうんですけど、もうちっと見たかったなあ。


 で、曲のエンディング、残ったメンバーは「Hey! Hey! Hey!」と力強く拳を突き上げ、後ずさりしながら客を煽り続ける。
 宮澤なんかは当然のことながら、ちっちゃい小野も威勢がよくって、生意気でかわいい。
 でも最後の最後の「Hey!」だけは力任せに突き上げるんじゃなくて、すっと柔らかく手を天に伸ばす。そこからゆっくり手を下ろしていく。この緩急というかメリハリというか、ほんのわずかな呼吸なんだろうけど見事。


 やっぱステージで見るべき曲だよね。これは。

2012年4月19日 (木)

クリスマスがいっぱい2

 words
 video

 もうねえ、季節感ゼロでしょ。間が悪いっていうか何というか。
 もう4月も半ば過ぎじゃん。
 こうなることを見越して「クリスマスがいっぱい」を12月24日に書いておいたんだけどね、エヘン。


 でもねえ、季節外れの記事を書くなんてのはまだいいほうでしょ。
 A1は初日が12月で、クリスマスソングの名曲「あなクリ」が歌われたんだけど、クリスマスを過ぎたら封印されちゃったんだよね。K3も初日が12月だったんで最初のうちはよかったんだけど、どういうわけかクリスマスが過ぎて正月が過ぎて、ヴァレンタインが過ぎてもずっと歌われていたわけ。


 結局 Team Kのみなさんたら、K3の千秋楽が6月22日だったもんだから、それまでずっとクリスマスソング歌ってたんだよね。しかも前曲「くるくるぱー」の面々はMCで「ねえねえもうすぐクリスマスだね」って言わされてたんだもんねえ。


 K3には他にも冬の季節感たっぷりの名曲「泣きながら微笑んで」や、ホントは3月限定の切ない卒業ソング「片思いの卒業式」があるんだけど、やっぱり6月の千秋楽まで歌われてました。


 それに比べりゃ季節はずれの記事なんてねえ、いいじゃんねえ。


 ま、細けえこたいいんだよ。劇場に入ればそこは「時間のない国」なんだから。


 はい、言い訳はこれくらいでいいですか?
 はい、じゃ、本題行きますね。


 ねえねえねえ、もうすぐクリスマスだよね、楽しみだよね。

   恋人を待つ舗道に/ジングルベルと/ロマンスの足音
   誰もが浮かれて/携帯の虜

 まあ、クリスマスイブ当夜だよね、これ。街角は賑やかで、人々は誰かと連絡を取り合っている。
 「携帯に夢中」でもよさそうなんだけど、「携帯の虜」ってところに、ほんのちょっとだけ秋元センセイの皮肉が感じられる。もう周りの人なんか一切目に入らない感じ。
 ホントはあれだよ、クリスマスイブってのは、知らない人にも親切を振りまかなきゃいけないんだよ。
 歌の主人公の女の子は、そういう人たちを見ながら、まだ来ぬ人を待っているのね。


 「あなクリ」の話が前に出ました。
 あれもクリスマスイブに会っている二人を歌っているんだけど、僕は少しだけ切ない味付けを感じます。
 「あなクリ」の彼女は、クリスマスイブに彼と会えて、それがすごく嬉しくて、粉雪の降る戸外でずっと抱き合っているのね。すっごく健気な感じがするでしょ、彼女。
 でも彼はプレゼント持ってきてない。

   どんなプレゼントより/あなたの両手に抱かれたかった

 で、どうやらこの後どうするか決まってない感じ。だからずっと粉雪が降る中抱き合っている。
 ひょっとしたら、彼はこの後どこかに行っちゃうのかもしれない。彼女を置いて。
 「ごめんね、ちょっとしか時間作れなくて」。
 「ううん、いいの。こんな特別な日に、ちょっとだけでも会ってくれて」。
 この後二人はそこから離れなきゃ行けない。だからこそ

   離れたくないよ/この場所から
   永遠より 一秒長く

 ってわけ。 
 どうやらちょっと彼女が片思い気味。アンダーガール風に言えば

   私の愛しさの方が/そう 少し重かったみたいね

 な風景。

 でひるがえって「クリスマスがいっぱい」は、そういう切なさは無い。
 これから二人は楽しい夜を過ごす予定。

   Merry Merry Christmas!/Silent Night!/あなたに会いたい
   Merry Merry Christmas!/Holy Night!/告白がいっぱい

 って言うもんだから、まだ告白を済ませてない恋人の一歩手前の関係なのかな、と思ったりもするのだけれど、ま、たとえそうでも大丈夫。

   寒い夜なのに/なぜだか/気持ちは暖かくて
   待つことのしあわせ/人ごみで微笑んでしまう

 彼に対する絶対的な信頼感があるから。「待つこと」が幸せに感じられるのは、そういう時。


 彼は絶対来る。二人は今日は絶対楽しく過ごせる。
 そんな幸せ感でいっぱいのクリスマスソングでした。
 

 ねえねえ、あと249日でクリスマスイブだよ。
 待ち遠しいねえ。

2012年4月17日 (火)

終わらないアンコール

words
video

 特別企画です。


 メトロポリス@尊師と言えば、CinDy業界、いやAKB業界では隠れもしないトップオタ。テレビで御尊顔を拝したこともあるってくらいの古参中の古参。昔を知らないぽっと出ド新規の僕が、往時を忍ぶよすがになっているブロガーのお一人でもあります。
 そのメトロポリス@さんから突然メッセージを頂戴しまして、「終わらないアンコール」のレヴューをやりませんか、と。ついてはお互いのブログにたすき掛けで掲載したらオモシロかろう、と。
  つまりメトロポリス@さんの原稿を僕のブログで、僕の原稿をメトロポリス@さんのブログにアップする、という企画。


 もちろん僕の方に否やはありません。
 思えばやや逼塞気味の僕にモチベーションを与えて下さるお心づかいだったのかも知れませんね。
 

 「終わらないアンコール」。


 僕が辿り着く前に(なんせまだK3が終わってません)去って行ってしまった彼女たちのラストシングルのカップリング。SDNをきちんと聞いたのは「孤独なランナー」以来でした。


 数日後、メトロポリス@さんからメールで原稿が送られてきました。
 一読、やはりAKBは現場だよなあ、との思いを新たにいたしました。現場に行って、会って、愛を培ってこそのAKBだもんなあ、と。


 頑張って僕も書きました。SDNのメンバーに対する思いは、尊師の万分の一なんでしょうが、それでも心を込めて書いてみました。拙文はメトロポリス@尊師のブログに掲載の栄を浴しました。
 よろしければご笑覧下さい。


 というわけで、以下メトロポリス@尊師の玉稿です。
--

楽曲レヴュー『終わらないアンコール』

初めてこの曲を耳にした瞬間、ハッキリ言って凡作だと思った。
『終わらないアンコール』と言う、そのタイトルにさえ噛みつきたくなった。

何を言っているんだ・・・やすす!
あんたの腹の中では、もうとっくに終わっているのだろうと。。。


幸か不幸か、オレはこの曲をLIVEで鑑賞するコトになった。
そう、SDN48にとって最初で最後のホールコンサート
NHKホール2階後方・・・文字通りの末席において。


ウェディングドレスを模した、純白の衣装を身に纏った39人

『おニャン子クラブの時と一緒じゃん!』
註)おニャン子クラブのラストシングル『ウェディングドレス』(1987)

登場の瞬間、思わず口を衝いて出たヒトコト。


メンバーはみんな涙にむせびながら歌っていた・・・。
客席のファンも、あの瞬間は大半がすすり泣いていた。
でも・・・オレは泣かなかった
と言うより泣けなかった、その理由はコトバに出来ないが。


あれから何日が過ぎただろうか?
今・・・この曲を耳にする度、強烈な焦燥感に襲われる
そして、不覚にも涙が溢れて来るのだ。

おかしいよな?・・・自分でもおかしいと思う。
何で今頃なんだよ。。。

ココからは全くの想像であるが・・・。
氏がこの曲に魂を吹き込んだのは、異なる3つの時期に渡っていたのではなかろうか?
そう思う理由は、それぞれにタッチの違いを感じるから。


当然、最初は1コーラスからであろう。
この部分の歌詞について、残念ながら特段の感想は無い。
秋元クラスの人間なら、朝飯前に書けるであろう凡庸な内容だから

コーダから大サビ・・・そしてエンディングへの流れも然り
誇り高く旅立つ彼女達にむけた、精一杯の餞であるコトくらい判っているが
それでも、この甘言をどうしても了とは出来ない。。。


でも・・・2コーラスの歌詞だけは違う!
刮目して読んで欲しい・・・この部分だけ全くコトバの選び方が違うのだ。
このシーンにおいては、その全てがリアリズムの塊
センテンスがシンプルゆえ、そのひとつひとつがグッと胸に刺さって来る。


『万雷のその拍手に深々と礼をして・・・』


瞼の裏に、そのシーンはいつでも鮮明に蘇る。。。


メロディに対して、時に不格好な位に字余りだったりするのだが
だからこそ・・・想いが感じ取れると思うんだ。
秋元康と言う、ヒトリのアイドル好きなオッサンが
この歌詞を書くのに、死ぬ程もがき苦しんだ結果だと信じたい。


そして・・・この曲のせいで、今夜もオレは目を腫らしているのだ
いいトシこいて、まったくもう。。。

文責:メトロポリス@
--

2012年4月 7日 (土)

くるくるぱー4

 words
 video


 いろいろ忙しくてブログの更新が滞っていた。
 

 いやいや、それは嘘だな。どんなに忙しくても、書く気があれば書けたはずだ。
 まとまって書けなくても、仕事の合間のほんの数十分、スケッチやアイデアをぱらぱらって書くことだって出来たはずだ。これまではそうしてた。


 ってことは、やっぱ書く気が無かったってことなんだよね。これって。
 うん。確かにいろんなことが重なって気力は萎えてた。


 でも書くことはいっぱいあった。
 なにしろ順番から言うと「くるくるぱー」だもん。
 この曲は順番が来る前に、すでに3回も書いてる。リクアワでは圏外(151位)から14位への大躍進もあった。書く気さえあれば書くことはいっぱいあったはず。


 書く気が無かったんだよねえ、やっぱり。


 この間いろんなことがあった。
 書く気が云々どころか、忘れてしまう前にやっぱ書いておこう。


 さむさんに、「うちの子」Team 4のパフォーマンス駄目出しされちゃった。

 長い目で見ないといけないのかなと思うのだけれども、悪戦苦闘だったり、もがいてる感といったものはなく、 ただ毎回同じことの繰り返しをしている感じなので、この先もチームとしては変わらないんじゃないかなと思ってしまった。

 そうか、やっぱそうなのか。現場に行ったことがなくて、オンデマでしか知らないけれど、そうなっちゃってるのか。
 下手くそなのは恥ずかしいことじゃない。歌えない、踊れない、話せない、売るものが見つからないから頬伝う涙を売ってきたのがAKBの歴史なのだから。
 でも下手くそであることに甘んじてそれでよしとするのは、恥ずかしいことだよなあ、やっぱ。


 SSAでは最近御贔屓の松村が、ほんとにほんの一瞬だけど映ったのが嬉しかった。
 これってあれだよね、干されメンを推してる人の醍醐味なんだろうね。
 うわっ「干されメンを推してる」なんてジャルゴン使いっちゃったよ。ホントはこういう言葉遣いなるべくしないようにしてたのに。ジャルゴンを使わなければ言わんとすることを表現できなくなるってのは、痛し痒しだなあ。


 あ、バクダンがいっぱいあったねえ。
 最終日のが一番でかかったってのはまあ衆目の一致するところだろうけど、それはさておき。


 Team 4の「昇格人事」について、やっぱさむさんの曰く。

 岩田華怜さんと田野優花さんの昇格は率直にうれしかった。
 でもトータル的に考えると・・・。チーム4への気持ちはだいぶ薄れているのに、今日でますます冷めてしまった。

 (中略)
 元々、研究生を育てる仕組みが確立されていたわけではないけれども、 今は無いに等しいほど、育っていない。育ってるのは自主性を感じる、将来の夢がはっきりしている岩田さんなど数えるほど。 パフォーマンスも、中身もしっかりしてない、ちょっと人気があるだけのような子が多用されるようになれば、 この先AKBは果たしてどうなっていくのかなと。感動のない薄いグループになっていくんじゃないかなと。

  正直、悲しくなってしまった。
 誰よりもずっと公演を見続けてきた人が、何だかもう見切りをつけてしまったようなんだもの。


 昨日やっと手に入った仲谷の本の一節

 AKB48には、スタート当初から一つの目標があった。それは、「いつか東京ドームでコンサートをする」ということだ。
 (中略)
 しかしこの裏には、明記されてはいない、もう一つの目標がある。AKB48の関係者なら誰でも知っている、「夢の続き」がある。
 それは、「東京ドームでコンサートをした翌日に、秋葉原の専用劇場で、いつものように公演をする」ということだった。

  ううう。本に鉛筆で線を引くなんて久しぶりだったぞ、なかやん。
 公演童貞の僕にこんなこと言われる筋合いはないんだろうけど、AKBってやっぱ公演が「最も大切な基本であり、活動の根幹なのだ」。余談だが「活動の根幹」なんて言い回しアイドルの本の中で見出すとは思わなかったが、それがAKBなんだよな、なかやん。


 そう、少なくとも僕はそういうAKBのあり方に惹かれたんだと思う。 


 でもねえ、もうねえ、AKBってそういう段階じゃなくなっちゃったのかもしれない。
 そもそも公演でAKBに「会いに行く」なんて現状じゃムリムリでしょ。


 共和制ローマがまだ小さかったころ、政治の中枢はフォルム・ロマヌスでの民会だった。見知った顔役が集まって話し合って、選挙をして、ちょこっと殺しあいをして、でもやっぱりそこに集まってものごとが決まっていった。規模が小さい間はそれで済んだ。でもその後ローマはどんどんどんどん拡張して行ったにも関わらず、やっぱり政治の根幹には町内会の寄り合いみたいな民会がおかれていた。もう誰もがこんなちっちゃな仕組みじゃダメだ、こんなのは擬制でしかない、ってわかってても、変えることができなかった。
 カエサルが現れるまで。


 秋元康の中では、AKBはもう次の段階に進んでいるのかも知れない。
 「見逃した君たちへ」公演のDVDを見て、そう思った。
 前田敦子の「卒業」と東京ドームでのコンサートはルビコン川なんじゃないかしらん。
 

 もしそうなら、Team 4の「うちの子」たちが浮き足立ってしまっているのも、しょうがないのかもしれません。こんなとこでこんなことやってる場合じゃないって、思っちゃってしかたないのかも。
 かわいそうだけど。
 

 でもねえ、経験から言って、

   宝物は/おそらくガラクタのなかだね

 なんだと思うぞ、君たち。足下が崩れそうな時は、足を前に出すんだ。
 栄では君たちの先輩になり損なったババアお姉さんが、どうやったら研究生公演がもっとよくなるか、必死で足掻いてるぞ。


 頼む。さむさんをびっくりさせて。

« 2012年3月 | トップページ | 2012年5月 »

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

ウェブページ

無料ブログはココログ