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2012年12月

2012年12月27日 (木)

7時12分の初恋3

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 ええ、まだ「7時12分」すか。世の中動いてるんすよ。
 まあそう言いたもうな。動いているときこそ、故きを温ねて新しきを知るじゃよ(誰だお前)。


 未発売の音源の中でも、特にA4のスタジオ録音盤が期待されている理由の一つが、DVDの音質のアレさかげんだということは、衆目の一致するところですよね。
 アレったらアレ。あの騒音。うっせーたらない。そう、ヲタの大声。


 他の公演DVDにも、客席からの音は入っているんです。それがライブの醍醐味っちゃ醍醐味だもの。でもね、それにしたってA4のヲタ声はドイヒーすぎる。
 がなる。おめく。絶叫する。もうね、阿鼻叫喚。


 よくこれ音源に使ったよな。
 画像はところどころ別撮りをインサートしてるんだから、音だって工夫のしようがあったろうに。今だったら北川謙二が許さないよ!


 とまあずっと思ってたんですけどさ。
 DVDからリップした曲をずっと聴いてるうちにさ、「騒音」にもなんだか情が移ってきたというか、あんまし気にならなくなってきちゃうから不思議。
 てかたまにスタジオ録音聞くと、「あれちょっとサミシい?」なんてね。石原Pからもらった「ダルイカンジ」なんて、音はやたらいいんだけどさ、「メガネメガネ」コールが無いと妙に物足りなかったりします。


 あ、1月1日発売の公演CDが、完全オリメンの声だってわかって安心したから言う訳じゃないっすよ。それもちょっとあるけど。


 で、話は「7時12分」のヲタのみなさんの声。

  朝の駅で/斜め前に
  いつも見かける

 Aメロ4小節め「見かける」の「るー」の後、ひと休符置いて「あっちゃーん」と声が掛かります。ソロパートのある曲では定番のコールですね。


 「7時12分」、2012年の東京ドームコンでもやりましたけどなんか凄かったよね、ドームの「あっちゃーん」コール。広いドームだけあって、時間差で聞こえる地響きのような「あっちゃーん」。


 この後。
 A4のオリジナルで聞くと、

  学生服のあなたがいる

 「がくせーいーふくーのー」まではじっと聞いて、7小節めの「あーなーたがいるー」に被って、「あつあつあつあつ・あっちゃーん」と来る。


 最初これ何言ってるかわかんなかったんですけど、よく聞いてると、「あつあつあつあつ」なのね。で、「あっちゃーん」と。


 「あつあつあつあつ」ってちょっと言いにくそうなんだけど、当時こういう、メンバーの名前のあたま2音節を連呼するコールって、ちょくちょくあったみたいです。
 A2の「ガラスのI LOVE YOU」とか、K3の「MARIA」とか。


 でもこの「名前2音節」コール、最近はほとんど聞きません。
 こういうタイミング(Aメロ前後半にメンバーの名前を呼ぶ曲の、後半の直前)には、昨今ではたいてい「ちょーぜつカワイイ」ってコールがかかります。


 東京ドームコンの「7時12分」でもこの部分、「ちょーぜつカワイイ」でした。ドームが広くて、声が全然シンクロしてないから判りにくいけど。


 この「ちょーぜつ」コール、僕が最初に耳にしたのはSKEの松井Rに対するものでした。
 最初のころはもの珍しかったし、松井Rだったら「超絶可愛い」もありかな、と思いました。でもねえ、その後誰に対しても「ちょーぜつカワイイ」が使われるようになってゲンナリ。


 それに可愛いっちゃ可愛いけど、「超絶」は言い過ぎだろっあの子やこの子。
 「びみょーにカワイイ」ならわかるけど(いや別に萌乃さんのことじゃありませんって)。


 しかも「目撃者」で「ちょーぜつ」、「てもでも」でも「ちょーぜつ」。お前らちょっと曲調とか考えろよなんて事態も起こるようになって、今やすっかり「ちょーぜつカワイイ」反対派。


 何て言うか、「今まさに目の前にいる、まさにそのメンバーのために挙げている声」って感じがしないんだよね「ちょーぜつ」コール。オーダーメイド感が無いというか、「誰でもいいや」感って言うか。だったら言いにくても「あつあつあつあつ」の方が僕は好きです。


 「7時12分」もいつのころか、「あつあつあつあつ」コールが廃れて「ちょーぜつカワイイ」になっていました。これっていつからなんでしょ。


 「7時12分」は、2008年、2009年、2010年と3年連続でリクアワに登場しています。それぞれのコールを聞き比べてみました。


 まずは2008年のリクアワ
 当時は前年の6月にA4が最初の千秋楽を迎えて半年たっていて、シアターにはH2「夢を死なせるわけにいかない」公演がかかっていました。その状況で「7時12分」は第30位。結構な人気でしたよね。もっともこの頃は曲数がぎりぎり100曲くらいだったらしいけど、それでも30位は立派でしょ。


 メンバーは体調不良の大江に代わって中田ちさと、すでに卒業していた増山に代わって藤江れいな。
 この時のコールはもちろん「あつあつあつあつ」。キレイにそろったコールでした。


 その2年後のリクアワ2010年。順位はちょうど100位。この年を最後に「7時12分」はAKBのリクアワには登場しなくなります。


 当時「7時12分」のオリジナルメンバーはあっちゃん以外全員AKBを脱退していました。しかしイントロが流れると白い衣装のあっちゃんの後に飛び出してきたのはやはり白い衣装の大江。さらに黄色の増山、成田。駒谷(はもちろんピンク)が登場。オリジナルメンバーの勢揃いに場内は沸きました。加弥乃がでっけーの。


 しかも100位なのに曲はフルコーラス。せっかく来てくれた「卒業生」にたっぷり歌ってもらおうという配慮だったのかもしれません。
 でもこの時のコールはすでに「ちょーぜつカワイイ・あっちゃん」。
 大江に対するコールは昔と一緒だったのに。


 じゃあ2009年は?
 2009年のリクアワ、「7時12分」は38位でした。大江、成田、駒谷は前年の11月に脱退したばかりで、大江だけが出演しています。他の成田、駒谷、増山の代わりは藤江、宮崎美穂、ピンクの中田。
 ここでのコールも、「あつあつあつあつ」。
 ただちょっと「ちょーぜつ」の「ちょー…」が微かに聞こえるような気もするんです。でも大勢は「あつあつあつあつ」。


 ですから「7時12分」においては、2009年に「あつあつあつあつ」から「ちょーぜつカワイイ」への遷移が行われたものと思われます。


 2009年。


 はじめての「選抜総選挙」が行われ、3つのTeam が恒久的にシャッフルされ、「RIVER」で初めてオリコンの1位を獲得し、「笑っていいとも!」に大人数で呼ばれ、アキバ枠ではなく紅白歌合戦に出場した年。
 

 それはカギさんが「ルビコンを越えた」とおっしゃっている年でもありました。


 あれれ、まだ話が終わらないぞこれ。

2012年12月24日 (月)

とっておきクリスマス

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Tag:クリスマス


  とっておきMerry Christmas!
  (I say, You say Merry Christmas!)
  僕らのMerry Christmas! Holy night!
  キャンドル見つめながら 永遠 誓い合う
  未来もずっと一緒にいたいよ

 ここ数年のクリスマスソングの中では一番陳腐かも。
 でもまあ、年中行事なんてそれでいいんです。
 今年もまた、AKBのクリスマスソングが聴けることを喜びましょう。


 とにもかくにも、メリークリスマス!

2012年12月12日 (水)

7時12分の初恋2

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 まあいろいろ起こっちゃってまた足踏みだよ。

 
 そういえばAKB公式モバイルサイトで「AKB48楽曲完全解説~ライナーノーツ~」という企画がはじまりましたね。
 惹句にいわく、

 楽曲の歌詞の世界や音楽的特徴はもちろん、MV撮影秘話やらメンバーエピソード、はたまたMIXの特徴からAKB48の歴史まで、あらゆる視点から楽曲全てを徹底解説してまいります!!

 全700曲以上を週3回更新で解説していくとか。これは楽曲ヲタとしては見逃せません。

 
 第1回は「Only today」。
 僕もこないだ書いたばっかり。
 やっぱり「スカ調」アレンジについてきっちり指摘してました。うんうん。その他にも僕が見逃してたことや知らなかったこともいろいろ書いてあって大満足。
 誰が書いているのかわからないけど、音楽に詳しいスタッフなんでしょうね。今後楽しみです。


--


 さて、こちらもこつこつ書いてかないと、「完全解説」さんに追い越されちゃうよね。
 でもまだ「7時12分」。これじゃ大遅刻だ。


 A4自己紹介MC開け、最初のユニットソング。
 曲調はアイドルらしさ全開の明るい楽しさに溢れてます。
 作曲は上杉洋史。


 前曲の「Only today」の大内センセイもそうだったけど、この人も初期からいい曲を書いてますね。
 AKB史上最初のシングル「桜の花びらたち」をはじめ、「クラスメイト」「MARIA」「くるくるぱー」等々。やすすがずっと発表の機会を待って温めていたという「桜の栞」もこの人の作です。しばらくご無沙汰でしたけど、最近チームサプライズに「素敵な三角関係」を提供しました。


 カギさんによれば、曲が始まる前に発車ベルと列車の音が聞こえて暗転するのが本寸法のようです。


 残念ながらA4のDVDではここの部分は割愛されていて、いきなりイントロが流れます。
 でも2007年の「ちょっとだけ全国ツアー」と2011年の「見逃しA4」では、ちゃんと「トルルルルルル…」という発車ベルと列車の音のSEが流れ、往時の公演の姿を偲ぶことができます。自己紹介MCの居残りメンバーが、ゆっくり暗転する舞台から汽車ごっこのフリをしながらはける、という所作も恐らく公演当時と同じでしょう。


 余談だけど、汽車ごっこの際左右の手を動かすのは機関車の主連棒の動きを摸しているわけなのですが、実際の主連棒は左右の位相が90°ずれているのが普通。だから左右の手を同時に前後に動かすのは間違いだそうです。こういうのNさんなら知ってただろうな。


 さらに余談だけど、発車メロディ全盛の昨今、あの発車ベルは懐かしい感じですね。音の高さは440Hz、hiA。今でも東京駅7番線(東海道線下り)で聞くことが出来ます。最近では上野駅9番線もこのベルになったとか。こういの松井Rなら知ってるのかな。


 ベルが鳴り終わると、イントロ。


 5人ユニットではあるものの、この曲の主役は二人。
 すなわち、あっちゃんこと前田敦子と、大江朝美(ともみ、ですね)。


 ステージに飛び出してくるのは、モコモコの衣装で、腕時計を見たりして時刻を気にしているあっちゃん、それに大江。続いて成田、増山、駒谷。


 ふう、間に合った、という表情で歌いはじめるあっちゃん。

  朝の駅で/斜め前にいつも見かける
  学生服のあなたがいる

 うわ、このあっちゃんすげえ可愛い。ちょっと前に小嶋がボウリョク的にカワイイって書いたけど、あっちゃんも負けてない。


 A1からはじまって、これまでずっと公演やライブの映像を見てきたけれど、彼女をこんなに可愛いと思った事はありませんでした。
 伸び伸びと生きている生き物のはじける可愛らしさとでも言うべきか。
 この子、こんな可愛い表情するんだ。


 もちろんバイアスは掛っているんだと思います。


 僕らはあっちゃんの中にいろんな物語を読みとっています。
 このステージの先の彼女の未来。ビックリするほどたくさんの人に愛され、同時に同じくらいの重さの「邪気」を背負っていくことになるその未来を、2012年の僕らはすでに知っています。だからこのステージのあっちゃんの笑顔がとても貴重に見えるのかもしれません。
 

 でも、それにしても全くもって可愛いなあ、この時のあっちゃんの笑顔。ちょっと泣けちゃうくらいです。


 東京ドームコンサートでもこの曲がかかって、先日やっとDVDを見ることが出来ました(「トルルルルルル…」は無し。誠に惜しい)。
 ドームの天井を少し持ち上げんばかりの大歓声に包まれるあっちゃん。その姿は、美しかった。でもそこにはA4の時の笑顔はありませんでした(むしろやっとあっちゃんと共演できたまなっちゃんに目が行きました)。
 

 あっちゃんに続くのは、大江のソロ。


 大江朝美。
 人呼んで「おーいぇ」。


 たっぷり遅れてきた来たヲタである僕にとって、この人は謎。
 オリジナルメンバーの一人にして、すっごくコアなヲタがついていた、という印象。 AKB48@メモリストによれば、「ハイテンション」「異常なほど人気」だったそうです。
 いろんな人の書いたものを読んでいると、ちょっと変わった子、という評価が多かったみたいでした。
  たとえば往事のAKBを知るためのバイブル、「48現象」には、

 唯一無二の声質と独特の間合いの持ち主。脱臼系トークで幻惑しつつ歌手としても期待大。

48現象」 ワニブックス 東京 2007

   
 「脱臼系トーク」て。


 今だったら恐らく「ぽんこつ」って言われるんでしょう。
 場違いなことを言ったりやったりして、みんなに笑われる、みたいな。
 でも記録に残っている大江の言動を追っていくと、何か「ぽんこつ」というのとはまた違うような感じを受けます。
 たとえば同じ「場違い」でも、何か違いの根が深いような。
 小さなシアターでは大丈夫でも、見つめる人のボリュームが大きくなると破綻しそうな危うさを秘めた場違い、とでもいうか。何言ってるんでしょうね、僕。
 

 あと「クレヨンしんちゃんか大山のぶ代級の唯一無二の声」とかも書かれていますが、そんな特徴的な声だったのかな。


 正直A4のDVDにたどりつくまで、大江の歌声をちゃんと聞いたことがなかった気がします。A1、A2、A3にも大江のソロパートはあったんだろうけど、憶えていない。
 AKBを脱退した後に発売された彼女のDVDを見てみたんですけど、そんなに特別な声って感じでもないんですけどね。ちなみにDVDは本編よりはメイキングの方が自然で素直な表情でした。


 いろいろ言われてるけど、「7時12分」の彼女の歌声は澄んでいてとてもきれい。


 歌い出しのあっちゃんの声が少し澱の混じった赤ワインだとしたら、大江の声は透明度の高い輝く白ワインとでも言うべきでしょうか。

  学校とか/名前さえも/わからないけど
  すれ違う度/ドキドキする

 たったこれだけなんですけどね、ソロで聞くことができるのは。


 スタジオ録音の音源がいよいよ発売されますが、誰が歌ってるんでしょう。
 できれば大江を始め、オリジナルのA4メンバーの声で聴きたいものです(「トルルルルルル…」付きならば更に可)。

2012年12月 8日 (土)

青空のそばにいて2

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  君とこの場所で出会って/空を見上げながら

  白い雲のかたち/指さしては 名前つけ合った

 この場所、というのは、やはりあの場所なんでしょう。
 

 2005年12月8日。


 七歳前のその時、その場所に僕はいませんでした。


 でも、今年はたくさんの幸運と愛と根性のおかげで、僕もその場所に行くことが出来ました。しばらく遅れではありましたが、やっと「君」たちと出会うことが出来ました。


 その場所は、古びた雑居ビルの、エスカレーターのどん詰まりで、誰もこんなところに、こんな物語が隠れていようとは思っていませんでしたね。


 どきどきしながら生まれて初めてそこへ昇っていった、あの暑い夜のことは忘れられません(今だから言うけどさあ、7階のゲーセンまで上がって8階に上がるエスカレーター前に立っている警備員さんの横を素通りしていったん下まで降りたんだわ。なんかびびって。で、もう一度5階まで上がって、そこでちょっとおみやげをみつくろってから、息を整えてから一気に8階まで上がったわけ)。


 それはさておき。


 今年もいろいろありましたね。ホントに。
 この年になって、こんなことで涙を流すとは思いませんでした。
 それも一度や二度ではなく。


 いろんな悲しいことと、それよりたくさんの楽しいこと。
 全てはその場所から始まったということを今日は思い出しましょう。

  青空のそばにいて/新しい季節の真下で
  僕は手を翳し/眩しそうに そう 微笑もう

 季節だけではなく、これからもいろいろなことが変わって行き、びっくりするくらい新しいことが起こることを期待し/恐れましょう。


 七周年、おめでとうございます。


 秋元先生をはじめとするすべてのみなさまに、たくさんの感謝とほんのちょっぴりの恨み言を。

2012年12月 4日 (火)

16人姉妹の歌

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 増田と佐藤(夏)の急な脱退。両者ともAKBから離れるタイミングを考えていたきらいもあるようなのですが、それにしてももっと別なやり方がなかったもんだろうか。
 

 特にNさんは、ホント突然にいなくなっちゃった。


 さよなら公演なし。
 挨拶もなし。
 握手会はキャンセル。
 プロフィールもブログもぐぐたすもあっという間に消滅。あとちょっとで7周年記念公演だったのに。
 まるで「え? そんな人いたっけ?」と言わんばかりの消え去り方でした。


 握手会で支配人に事情を聞いてくれた人の報告もありました。そういうこともあるかな、というような説明でした。
 真偽は詳かにしませんが、戸賀崎さんがそう言うのならばそういうことなのでしょう。


 でもここに書くのも気色悪いような嫌な噂を流すバカモノもいます。


 事情がわからないのに軽々なもの言いはしない方がいいのかもしれません。
 でもね、忘れちゃいけないものってあると思う。たとえばNさんの存在こそが、AKBがAKBたるゆえんなんだってこととか


 ショウバイの文脈でAKBのことを語るのは、僕は大っ嫌いなんだけど、AKBの強みのひとつは「ロングテール」である、ということは多くの人の指摘通りだと思います。

  八女の夏希は根が暗い
  焼き肉の炭/じっと眺めて独り言

 そんなネクラな人でも、頑張っているのをちゃんと見てる人がいて、細いけど長いしっぽをつくってくれる。


 長い長いしっぽがあるからこそ、ヘッドの部分が輝く。そしてどの「しっぽ」にも輝くチャンスの順番が来る(決して平等ではないけれども)。


 Nさんは実にこの「長い長いしっぽ」でした。


 お天気お姉さんをやったりしてましたけど、大方の反応は「え、誰?」だったでしょう。
 とびきりのべっぴんさんというわけじゃありませんでした。
 郷里の先輩をはばかって、ただの「なっち」と名乗ることをよしとしませんでした。


 「16人姉妹の歌」で自らを「干され」と規定し、「ロマンスイラネ」では野呂姉さんと「選抜に入れない2人」をネタに狂言回しを演じました。


 そういう人でしたけど、やさしいいい声だったな。僕はこの人と倉持さんの話し声が一番好きでした。


 それに繰り返しになりますが、Nさんは公演の最多出場記録を更新し続けていた人です(ちなみに第3位は増田でした)。テレビに出ることは多くなくても、一番「会いに行ける」人。
 これまで自分が所属したチームの、全ての公演(K1、K2、K3、H1、H2、K4、K5、K6)の初日と、H2を除く全ての公演の千秋楽の舞台に立った人でもありました。
 新々Team Aの、何とか公演に一度も出演することなくAKBを去ることについて、Nさんはどんな気持ちだったんだろう。


 AKBを支える長い長いしっぽ。
 それがNさんでした。


 運動体としてのAKBが生き続けるためには、この「長い長いしっぽ」、仲谷明香の言葉を借りるならば「勝者に輝きと価値をもたらすことのできる敗者」たちがどうしても必要。


 Nさん。


 Nさんを見かけた時に嬉しい気持ちになってふっと笑顔が浮かぶ、それがAKBのinner circleに入った証拠でした。


 でも「よき敗者」であり続け「敗者の責任」を果たし続けるというのは、これはこれで果てしもなく消耗する苦行でもあったでしょう。


 ヲタは彼女たちを支えていると同時に、この苦行を強いている張本人でもあるわけです。
 よく考えたら、残酷な話だよね。 
 
 まあホントにNさんが好きだったヲタの方の苦衷を思えば、僕みたいな公演デビューしたばっかりの今出来ksDDが語るようなことではないのかも知れません。


 でもNさんがいないAKBは、また別のものになるんだろうな、ということぐらいはわかってるつもりです。
 さはさりながら「そして、船は進む」。


 それにしても「16人姉妹の歌」、リクアワとか「見逃し」で誰が歌うんだろ?

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