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2013年6月

2013年6月30日 (日)

7時12分の初恋8

words
video


 くっそーやっぱり当たらんなあ。
 抽選申し込んだ直後は期待で一杯なんだけどなあ。いや、完全に希望が潰える直前まで当たる気満々。当たりメールがダウンロードされる予感がずっとしてるもん。我ながら前向きな性格だとは思うよ。
 でもね、当たらんものは当たらんのだよ。


 こういう時は、本筋に戻りましょう。


 そうそう、このブログの本筋はこっちでした。
 昔の曲のことあーだこーだごちゃごちゃ言うの。
 ずっとさぼっちゃってましたね。


 さぼってた理由ははっきりしてます。いろんな「現場」に出るようになったから。
 去年の7月から今日まで、公演が7回、コンサートが3回。
 こんなんヲタの皆さんからしたら小(ち)っちぇっ! と思うんでしょうが、自分にしてみれば小(ち)っちゃくないし!!


 それまでは曲を聴いて、歌詞を読んで、DVD見て、いろいろ調べて考えて書いてました。それはそれで楽しいことではあるのだけれど、現場の楽しさを知ってしまうとどうしても気持ちがそっちに引っ張られがちになっちゃう。
 今、起きてることについて語りたくなっちゃう。


 まあそれでもいいっちゃいいんですけどね。
 書きたいことを書きゃいいんだよ、別に。誰に頼まれた訳でもないんだから。

 
 さはさりながら。


 何だかんだで2年も書いてると、「書きたいこと」ではなくて「書くべきこと」を書くのが正しいんだなあ、ということを感じるようになって来るのが不思議。
 もちろん両者が同一なのがイチバンめでたいことなんですけどね。
 

 じゃあ「書くべきこと」って何? と自問すると明確にはわからないんですね。
 漠然とどっちの方向か、はわかるんですけどね。
 あ、あと「これは書くべからざることだ」というのはわかる。これは年の功ってヤツだね。


 でもって昔話。
 A4「ただいま恋愛中」の4曲目、「7時12分の初恋」その8。

 
 ちなみにその7は
 「7時12分の初恋7」。何と3ヵ月も前のこと。
 というか、もうこの曲の話ですらありませんね。


 「ガラスのI LOVE YOU」における「コール」の話をしていました。
 よく考えたら「コール」って何?
 「コール」だって立派なジャルゴン。文をものす時にはなるたけジャルゴンは避けてるつもりなんだけど、気がつくとついつい。


 ここで使っている「コール」とは、公演とかでお客がかけるかけ声のことです。
 メンバーのパフォーマンスが、お客に向けたメッセージだとしたら、「コール」(や拍手、歓声)はお客からメンバーに対する返答ということになります。だから「コール」について考えることは、公演における舞台と客席とのコミュニケーションについて考えることでもあります。


 なーんてね

  
 これまでのおさらいです。
 「7時12分」や「ガラス」で打たれていた「名前2音節コール(「あつあつあつあつ・あっちゃん」とか、「りなりなりなりな・りなちゃん」とかね)」は、「この曲のこの場所ではこういうコールをすることになってるんだよ」という「お約束」が観客に周知徹底してはじめてうまく機能する、個別性が高いコールと言うことができました。そしてそのお約束は主にシアターで培われたものでした。


 一方「ちょーぜつカワイイ」は、「お約束」を知らなくてもタイミングさえあっていれば誰でもコールすることができるものです。個別性は低い代わりにとても汎用性が高いコールです。


 「名前2音節コール」は、AKBでは2009年頃から打たれなくなって、代わりに「ちょーぜつカワイイ」コールが多くなりました。このことは、AKBでは2009年頃からシアターで培われてきたお約束がだんだん機能しなくなってきたことを表していると考えられます。言い換えれば「シアターの発信力」が相対的に低下したとでも。


 そりゃそうだよね。シアター行きたくても抽選めったに当たらないんだもん。たとえ当たっても、そこは同じような「めったにシアターには来られない人」ばっかり。「お約束」をちゃんと知ってて、それをさりげなく新参者に教えてくれる常連さんは少数派なんだもの。


 そういう状況でもAKBは2009年頃からどんどん売れ始めて、やがて「国民的アイドル」に育っていきました。
 その躍進の推進力の主体はすでにシアターではなくなっていました。だってシアター入れないんだもの。
 もちろんオンデマンドという、シアターの代替手段が現れ、たとえシアターに行かなくてもそこで起こったことを追体験ないし疑似体験することはできるようになりました。でもAKBがブレイクしたのは、オンデマという、ごくごくマニアックで限られた人向けのメディアのおかげ、ではなくて、言うまでもなくテレビやラジオなど、不特定超多数向けの「マス」メディアであったことは間違いありません。


 そういや「第1回総選挙」も2009年のイベントだったよね。

 
 その一方、同じ「ガラス」でもSKEにおいては、2009年になってもまだ「名前2音節コール」が残っていました。それどころか、2012年5月の段階でもキレイに揃った「りなりなりなりな・りなちゃん」コール。


 で、それは何で? というのが前回までのお話でした。
 あらすじ紹介で本編終わっちゃったよこれ。

2013年6月25日 (火)

夜叉ヶ池

 夜叉ヶ池@新国立劇場


 今シーズン4席目のぺらぺらぺらお。
 泉鏡花原作の「夜叉ヶ池」。
 日本語のオペラは初体験というかこの演目自体が本日世界初演でした。

 
 時は明治、ところは越前飛騨の国境。
 龍神伝説に悲恋を絡めての伝奇オペラ。

 
 作曲家、演出家の頭を「トゥーランドット」がよぎったはず。

 
 池の姫様こと白雪はトゥーランドット。
 鯉七蟹五郎鯰入はピンパンポン。
 そして群衆の中で自刃する百合はリュー。


 だがしかし。やんぬるかな。
 そこに「Nessun dorma」は無かった。

 
 一曲でいいんだけどなあ。一曲、帰り道に耳に残り唇をよぎるようなメロディがあれば、それだけでよかったのだけれど。


 という訳で、帰りの車中で僕が聞いていたのは「桜の木になろう by 柏木由紀 featuring 押尾コータロー Live ver.(「ゆきりんワールド2」DVDからぶっこ抜いたヤツね)」でしたとさ。


 それにしても柏木のソロライブ、圧巻だよなあ。
 何がすごいって、柏木伝説のユニット曲「口移し(やっぱピンヒールでしたね)」「てもでも」だけでなく、「言い訳」「桜木」「フラゲ」等々シングル曲、そしてさらには、Team Bのアンセムでもある「初日」までもソロでやっちゃうんだもの。
 で、どれも納得のクオリティ。


 一言で言えば、「あたしにはもうあなたたちは必要ないの」でしょ、これ。
 でもゆきりんまだ辞めないよね。まだAKBは利用価値あると思うよ。

2013年6月16日 (日)

嘆息

 ああ、公演行きてえなあ。
 彩希生誕、当たんねえかなあ。
 当たんねえだろうなあ。


 しっかし、「ゆいり」と打ってちゃんと「彩希」って変換するおいらのATOKは偉いなあ。
 いつ勉強したんだ「彩希」。

2013年6月 7日 (金)

コジ・ファン・トゥッテ

コジ・ファン・トゥッテ@新国立劇場


 今シーズン3席目のぺらぺらぺらお。
 ってか一昨日「ナブッコ」見たばかり。昨日は研公@武道館だったし。
 ちょっと遊びすぎじゃないですかね。


 んなことないよ。仕事だってちゃんとやってるもん。
 ウソウソ。この3日相当手を抜いてました。
 だって言ってたよ、「仕事に励むと出世しちゃう」って。


 幕が開いたら現代のキャンプ場。
 フェルランドとグリエルモがBBQやってやんの。写真で見たことがあったから、「ナブッコ」の時ほどは驚かなかったけど、でも豪華なセット。


 いやあ、何度聞いてもモーツァルトってヤなヤツだなあ。あんなに美しい旋律にのせたあんなに情熱的な詩が、全部ウソっぱちだなんて。
 あははおほほ笑いながら見てるうちに、急に暗澹たる感情が喉の奥に上がってくる。
 「自分の心のどこまでがウソッコで、どこまでがホンコなのか、あんたもわかってないよね」って、冷たい刃を喉もとに突きつけられたような気になる。
 顔は笑ってるんだけどね。


 最後は4人が喧嘩したまま、口では皮肉な歌を歌いながら大団円なんだけど、腹に一物しまったまま手に手を取ってお終いという普通の演出よか救いがあったかもでした。


 さ、いよいよ明日は「選挙戦」最終日。
 オペラよりずっと単純な現実が待っています。
 やるべきことをやって、よいことがありますようにと祈りましょう。

2013年6月 5日 (水)

「いつも感謝。冷静に、ていねいに、正確に」

 みんなの夢が、かないますように。


 AKB48グループ研究生コンサート『推しメン早い者勝ち』は、この言葉で始まった。
 CinDyが最後に添えたこの祈りを、大きな大きなサークルの中心で唱えていたのは、松村香織先輩だった。


 奇跡の武道館登壇からちょうど1年。
 かおたんは、この場所に帰ってきた。
 峯岸坊主観世音菩薩と手を携え、101人の乳飲み子を従えて。


 選抜常連からどん底にたたき落とされたみぃちゃん。
 「お前にチャンスはやらない」と言われながら這い上がってきたかおたん。


 ホント、二人は研究生をいとおしむ慈母のようだった。
 研究生たちはこの二人を信頼して、伸び伸びと楽しんでいるようだったな。


 最後があっけなかったのは、労基法(に遠慮した自主規制)のせいなのか悪名高き武道館のケツカッチン(Beatlesも泣かされた)のせいなのかわからないけれど、幕切れは「ヘビロテ」よか103人の名を呼び切った「レッツゴー!研究生」でよかったよね。


 今、AKBで語るべき物語を探すとしたら、研究生界隈がイチバンなんだって得心した夜でした。


 ああ、いろいろ語りたいことがあるけれど。
 立ちっぱなしで疲れちゃったから(ウソウソ。ホントは適時座ってました)、滲んだ双眼鏡の視界の中を走り回るかおたんの姿を思い出しながら眠ることにしましょう。

ナブッコ

 ナブッコ@新国立劇場


 今シーズン2席目のぺらぺらぺらお。


 何ですか「ナブッコ」って。
 どじょっこふなっこナブッコですか。


 「ナブッコ」の「ブッコ」が「いぶりがっこ」を思い出させて仕方ない。そうすると今度は「ナ」が「菜」に聞こえてきちゃう。
 何かありそうです。「菜ぶっこ」。


 「ぶっこ漬け」は、 17世紀後半のイタリアではじまった漬け物で、野菜を仔牛の第四胃の消化酵素、レンネットと共に漬け込むのが特徴。かつては蕪などの根菜が多かったが、漬け込みに時間がかかるため、次第に葉物野菜中心となり、「菜っ葉」の「ぶっこ漬け」、「菜ぶっこ」と呼ばれるようになった。
 

 嘘だけどね。


 「ナブッコ」、ネブカドネザル王のお話です。
 原語に近づけると「ナブー・クドゥリ・ウツル2世」うわ中2ゴコロくすぐる名前。
 古代バビロニアの王様。
 ユダヤ人のバビロン捕囚をやらかした人。紀元前600年くらいのこと。
 

 で、新国立劇場。中に入るともう幕が上がってて、そこはなんと現代
 エスカレーターがあって、ブティックが並んでる高級ショッピングモール。アップルコンピュータならぬ、西洋なしコンピュータの店もあります。なるほど、虚飾の巷、現代のバビロンというわけですな。


 やっぱオペラとか歌舞伎とか、こういうケレン味がなくっちゃね!
 惜しむらくはコスチューム。バビロニア人は「ヒャッハー」な感じでいいんだけど、ナブッコとアビガイッレだけはもっと豪華な衣装にしたらよかった。あれじゃただのチンピラとDQNママだよなあ。声が絶品なだけにザンネン。


 お話しはご都合主義なんだけどさ、細けえこたいいんだよ。オペラなんだから。
 ああ、楽しかった。

 
 席は前から2列目。すっげえいい席でした。
 なのに明日の研究生公演は、2階の前から11列目。松村先輩の顔、見えるかしらん。

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