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2014年3月15日 (土)

立ち見3列目で観戦!

 はい、ご明察。
 シアターはこないだお招きいただいたばかりだから別現場です。
 昨日はオペラ今日はでんぱ。


 でんぱ組inc.「ワールドワイド☆でんぱツアー2014~圏外にはさせない!電波エリア拡大中!!!~@CLUB CITTA'」


 ツアー初日のZEPP DIVERCITY以来3ヶ月ぶりのでんぱ組でした。


 秋葉原のシアターって思った以上におっさん多いでしょ。抽選前に見回すと、もちろん若者も多いんだけど、明らかに還暦過ぎって人もいるでしょ。だからいったん勇気を振り絞って警備のあんちゃんに「よっ」ってやって7階のエスカレーター登ると、もう何かアウェイ感はないんだよね。


 でも「でんぱ組inc.」、主力はどう見てもアンダーサーティーでしょ。先鋒はピンチケくんでしょ。


 ライブ始まるまでの間の、おっさんちょっと場違い感は否めないよね。
 せめてでんぱTシャツ着りゃいいんだけど、諸般の事情でそうもいかず。
 開幕前の期待でピンチケくんたちが盛り上がる中、じっと腕組み目は半眼視線は前方やや下。下手すりゃホントの地蔵だこりゃ。


 でもそれも幕が開くまで。
 音が鳴りさえすりゃこっちのもん。
 おじさんは君たちが産まれるずっとずっと前からこうやってライブで拳突き上げてたんだかんね。


 飛んだ跳ねた大声出した。
 ここイチバンじゃ両手に大光量4本サイリウム。
 これもまたあっと言う間の2時間とちょっとでした。


 比べてみると、つくづくシアターはお上品だなあ。


 こないだ最前での観戦ではじめて知った事実。
 客があらかた入った頃合いに最前の席と舞台との間の床に、一本のロープがひかれてテープで固定されるの。で、スタッフが「このロープから先に入っちゃだめですよー」って注意をするの。
 ちょっと足を伸ばせば届く距離にひかれた一本のロープ。でもこっから先は聖域。

 
 物理的にはなんの障壁でもないが、どんなに盛り上がったって、決してそこを越すことを許されないライン。
 いわば結界だね。

 
 この結界だけじゃ無い、さまざまなルールがシアターを支配している。
 モッシュどころか立ち上がり・移動の禁止。
 サイリウムの長さ、明るさの制限。
 サイリウムを振る高さの制限。
 大きなフリの禁止。


 シアターにルールができあがるまでに、紆余曲折があったことは当時の様々な記録から読み取れる。
 もっともそれらを読まなくても、あの狭さの中にあれだけの人数を詰め込んで、あの近さでライブを安全に行うことの困難さは、容易に想像できる。
 持続的な興業の最低限の目標は「誰もケガをしないこと」。もしあのルールが守られなかったら、あっと言う間にシアターの秩序は雲散霧消し、あの場所は閉鎖されてしまっていただろう。 


 それに、大光量のでかいサイリウムを天に届かんばかりに振り上げなくても、その場で取り憑かれたように踊り狂わなくても、シアターは十分に楽しい。
 周りの人にぶつからないように縮こまった手でするちっちゃいフリコピだって慣れりゃ味わい深い。

  
 でもねえ、相笠とか西野とか平田とか岡田(奈)とか、モッシュありダイブありのオールスタンディングのステージで、自分らがどんだけポテンシャルあるのか体験させてやりたいなあ。
 演じる者と見る者が渾然となる瞬間の陶酔を味あわせてやりたいなあ。


 そんな風に思わせるでんぱ組inc.のライブでありました。

 
 もっとも「Mosh & Dive」じゃあモッシュもダイブも起きないだろうけどね。

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