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2017年7月

2017年7月19日 (水)

Dremain' girls5

words

 毎度のことながら「今日こそは1巡に違いない」という極めて楽天的な期待が儚くもしゅるしゅると縮んでいく時間を経て、ようやく入場したのはだいたい14巡めくらいだった。立ち見センターはすっかり埋まっていたのだけれど、上手の4列めの席に空きを発見。
 あそこは「森へ行こう」の西野をまっすぐに見られる席。

 
 影アナは田名部。いまや貴重なTeam Bオリメン。


 カーテンが開いて佇むシルエットが見えて、「せえの」ではじまるアカペラ。
 Dreamin girlsだ。
 これまでシアターで3回、オンデマでは200回近く見たシーンだ。


 「僕の太陽」は"大場"Team 4がもらった唯一の公演だった。その劈頭のDreamn' girlsは、まだ世には出ていないがステージのスポットライトをめざし懸命のレッスンを続ける少女達の姿を、ほんのちょっとの自嘲を交えて歌う曲。

   女の子も年頃になれば/恋のひとつもしてみたいけれど
   生憎 そんな暇もない/Dreamin' girls 

 秋元のオッサンは「恋愛禁止って言ったことはない」、でも「一生懸命やったら、そんな暇はないはず」などと抜かしていた。奥様の意見も是非聞いてみたいものだ。


 そんなイヤミはともかく、この曲はまことに当時のTeam 4の面々に似つかわしかった。
 研究生から昇格しはしたものの急拵えの4番目のTeamに押し込まれ、キャプテンの大場はやらかして謹慎中で、何とも多難な船出であった(そしてその船旅は結局沈没に終わる)。
 それでも彼女たちはDreamin' girlsだった。

 
 2013年3月、13期14期研究生プラス降格峯岸坊主みぃちゃんによる同じ演目をシアターで見て、僕はこう記した。

 おっさんは知ってる。
 この場所に立つ彼女たちの夢が、彼女たちが望む形で叶う確率は、大きく見積もったって1割にも満たないだろうことを。
 10年後、いやひょっとしたら5年後、彼女たちのほとんどが忘れ去られているだろうことを。
 それどころかある日突然、圧倒的な何かが夢どころか彼女たちを人生ごと押し流してしまうことだってあり得るってことを。

 震災の影響があったとは言え、「5年後、彼女たちのほとんどが忘れ去られているだろう」とは、いささか悲観的に過ぎる予想だったようだ。
 ちょうど4年後の今日、かつての研究生のうち、ステージを去ったのは髙島と橋本の2人だけだ。それどころか今日そこには相笠、梅田(たん)、北澤、彩希さんが立っていた。もっと言えば、大場Team4の「僕の太陽」公演初日メンバーである伊豆田と中村だっていた。
 うん。いろいろあったけれど、よくやった。取り敢えず無事に生き残った。
 君たちも、僕も。

 
 今やオワコン呼ばわりされているAKB。
 それでもしぶとく彼女たちはDreamin' girlsだ。 


 続いてRUN RUN RUN だ。
 この4年のことが頭の中を駆け巡る。まさに走り続けた日々だった。
 そんな事情、彼女たちとは関係ないんだけどさ。
 走れ!私/全速力で 
 不意に視界に飛び込んできた見慣れない小柄な子。
 上手後方の目立たないところでの全力ダンスだ。決して長いとは言えない手足を思いっきり伸ばし、ポニーテールの乱れも構わず。
 Akimoto-Senseiの言葉が頭の中に蘇る。
 そう、かっこいい方のAkimoto-Senseiだ。
  In AKB, You don't work smart...
  You work hard.
AKB49 Renai kinshi jourei 3 p25
 AKBじゃ要領なんか必要ない。ただ君のようにがむしゃらにやるだけだ。
 今日初めて会った彼女もまた、走り続けている。
 それを見た途端、涙腺が崩壊した。
 
 やっべ。

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