B3

2014年12月21日 (日)

鏡の中のジャンヌ・ダルク

words

 あやりん。
 おめでとう。

   求めることよりも/与える勇気
   自由が力になる


 どうか、幸せに。

2013年8月23日 (金)

パジャマドライブ

words
video
Tags:なっちゃん

  「どうしても会いたかった」と

   無茶ばかり言う人

 


 無茶というか無理というか無駄というか、願っても叶わないことだと思っていたのに。

2013年4月16日 (火)

レッツゴー研究生!

words
video


 4月10日の記事の追記にしようと思ったんだけど、どんどん長くなっちゃったので別立てにしますね。


 「レッツゴー研究生!」。
 「パジャマドライブ」公演アンコールの1曲目です。
 B3の「ワッショイB!」の研究生バージョンですね。
 オリジナルの「ワッショイB!」は、メンバーの名前が歌詞に出てくる曲の嚆矢でした。


 B3の初演が2008年3月1日。その3ヶ月後の5月31日には、やはりメンバーの名前が出てくる「16人姉妹の歌」を含むK4「最終ベルが鳴る」公演が始まりました。
 同じようにメンバーの名前が出てくる歌でも、「16人姉妹」の方は1人1人のエピソードを歌詞に織り込んでいて、手がこんでるのね。だから使い回しが効かない。最近AKBのファンになった子が「早稲田のパパの遺伝子」って言われても困っちゃうよね。


 一方、「ワッショイ」は、ただ名前が呼ばれるだけのシンプルなつくりなので、後に他Teamでも歌われるようになりました。「ハッピーA!」「バッチコイK!」「エンジョイ4!」と名前を変えているけれど。
 研究生公演でも「レッツゴー研究生!」と独自のタイトルをつけてもらいました。


 ちなみにSKE48のTeam Eも最初の公演として「パジャマドライブ」をやったけれど、こちらは「ワッショイE!」とオリジナル同様のタイトルでした。ちょっと手を抜かれたのかしら。


 さて、この曲、ご存じのように名前が呼ばれるとそのメンバーが飛び上がったりしてとても楽しい歌です。
 4月10日の研究生公演ではじめて眼前でこの曲を見て、ふと気になったの名前が呼ばれる順番。

  「ヒラリー」「ゆーりん」「こじまこ」「なあちゃん」
  研・究・生・レッツゴー!

レッツゴー研究生!」歌詞は筆者の聴取による

 最初が平田で、次いで高島小嶋(真)岡田(奈)の順番。第2スタンザ以降は、相笠峯岸佐々木橋本岡田(彩)岩立北沢篠崎梅田(綾)村山茂木西野と続きます。


 オリジナルの「ワッショイB!」では、名前はほぼ姓の50音順でした(メンバーが交代した場合は、新メンバーの名前が姓とは関係無しに元のメンバーの順番で呼ばれるのと、最初っから中谷と仲川が何故か逆転していたので「ほぼ」)。


 Team A、Team K、Team 4でも同様で、名前は50音順です(Team Eだけ違いました。何の順番なのかゼンゼンわからない)。


 で、「レッツゴー研究生!」の、平田高嶋小嶋(真)岡田(奈)って何の順番?
 最初はわからなかったのだけど、オリジナルの「ワッショイB!」と比べて気がつきました。

  「なるっぺ」「らぶたん」「シンディー」「ゆきりん」
  B!B!B! ワッショイ!

 「なるっぺ」=井上、「らぶたん」=多田、「シンディー」=浦野、「ゆきりん」=柏木の順は姓の50音順。
 なおオリジナルの歌詞は「なるっぺ」だけど、公演DVDやコンサート音源などでは最初の名前は「もえちん」=仁藤になっています。「なるっぺ」こと井上奈留が辞めちゃって仁藤がそこに入ったんですね。


 井上仁藤のポジションは研究生公演では平田が勤めており、ユニット曲は「純情主義」です。
 「純情主義」での平田の動きは、仁藤とほぼ同じ。センターから現れ、前曲センターの西野(渡辺ポジ)と交錯して曲頭では相笠(片山ポジ)の上手後方に位置取りします。
 2番目に呼ばれる浦野ポジは高島で「ジャンヌ」の「逃げ場所の無い空」、3番目の多田ポジは小嶋(真)で「天使」のセンター、4番目の柏木ポジは岡田(奈)で「てもでも」の下手。
 第2スタンザ以降も同様です。
 片山ポジの相笠(もえちゃん)、菊地ポジの峯岸(みいちゃん)、佐伯ポジの佐々木(ゆかるん)、早乙女ポジの橋本(ぴかり)、とその後も続いて、最後は渡辺ポジの西野(みきちゃん)。


 つまり「レッツゴー研究生!」の名前を呼ばれる順番は、B3オリジナルメンバーのポジションの順番に一致しているのでありました。
 これでひとつおりこうさまになりましたね。


 めでたしめでたし。


 でもね、僕はこれについてちょっと不思議な感慨があるの。
 何かって言うと、ちょっと長くなるんだけどね。


 そもそもオリジナルメンバーのポジションの順番通り、というのは前例があります。
 B5「シアターの女神」公演における、やはりメンバーの名前が歌詞に出てくる「チームB推し」。


 「B推し」では、Team Bのオリジナルメンバーの名前は50音順に石田から始まり、奥、河西、柏木と続きます。正規メンバーのアンダーで入った研究生は、そのオリジナルポジションの所で名前を呼ばれてました。


 だからまあちゃんがいなくて加藤玲奈がアンダーに入った時は、本来は奥の順番である石田の次に「あなたは今日でれなっち推し」と歌われ、加藤が「加藤玲奈ですフーっ」って言ってたわけ。しかしれなっち何だその「フーっ」てのは。


 奥が辞めて、その位置は鈴木(紫)が襲いました。
 だからそれ以降の正規公演では、石田→鈴木(紫)の順番が標準になっています。
 今度出たばっかりのB5公演DVDもそう。


 一方「シアターの女神」は研究生公演としても舞台に上がっていました。
 ここでの「B推し」、順番はというと、やはり正規メンバーのポジション順。最初が石田ポジの研究生で、次が奥ポジ、河西ポジ、柏木ポジと続きます。典型的には入山→加藤→横山→大場の順番でした。


 研究生公演「パジャマドライブ」での「レッツゴー研究生!」と同じでしょ。
 うん。そうだね。
 別に不思議でも何でもないじゃん。


 まあね。そう言われると不思議じゃ無いんだけどさ。
 でも「シアターの女神」と「パジャマドライブ」とでは、ちょっと事情が違うとこがあります。


 2010年5月20日、「組閣」後の新Team Bによる「シアターの女神」公演が初日を迎えました。「AKB劇場公演 出演者記録(非公式)」によれば、その1ヶ月後の6月20日、研究生公演としての「シアターの女神」が始まっています。
 この辺の事情はよくわからないのですが、「シアターの女神」公演は、初日こそフルメンバーだったものの、2回めの5月24日には3名が不在(平嶋、宮崎、渡辺)で、アンダーなしの13人公演でした。なんでアンダーの研究生を投入しなかったのかはわかりませんが、3回め4回めも1名不在のまま15人で公演を行っています。


 そして6月19日、5回目の正規公演では、いきなり7人の研究生(伊豆田、市川、金沢、小林(茉)、中俣、山内、横山)が投入され、16人公演に復帰しました。
 その翌日の20日、研究生公演としての「シアターの女神」が開幕したわけです。


 こうやってみると、「シアターの女神」研究生公演は、何よりもアンダーメンバーの供給源としての役割が中心であったことがわかります。まあそれが研究生の本務なのだから、当たり前っちゃ当たり前なんだけど。


 って言うか、これまでの他の研究生公演もそうですよね。
 A4「ただいま恋愛中」、B4「アイドルの夜明け」、A5「恋愛禁止条例」、K6「RESET」、4-1「僕の太陽」。これらの演目は、研究生公演であるのと同じ時期に正規公演も行われていました。てか正規公演が先にあって、それを補完する形で研究生公演が行われたのね。


 だから研究生は、正規メンバーの背中をじっと見て、それを正確に写し取り、研究生公演で披露し、正規メンバーに故障があればいつでもアンダーに出られるように切磋琢磨していました。


 ポジションが変われば、呼ばれる順番が変わります。
 たとえば加藤は、奥のポジションが定位置でしたが、鈴木(紫)が昇格してから小森ポジションのアンダーに入ったことがあります。この時の「B推し」では、当然のように奥ポジではなく、小森ポジ、すなわち第2スタンザのコバヤシカナ大王陛下と佐藤(亜)の間で「加藤玲奈ですフーっ」ってやってました。なんだよれなっち「フーっ」って。


 こういう背景を考えると研究生公演の「B推し」において、名前が呼ばれるのが正規メンバーのポジション順であるというのは、至極当然なことでしょう。


 では、今行われている「パジャマドライブ」はどうでしょう。


 正規の「パジャマドライブ」は、4年前に幕を閉じています。
 ですから、今の研究生が演じているのは、正規メンバーのアンダーではないのです。あくまでも、彼女たち自身の「パジャマドライブ」なのです。


 研究生公演が、正規Team の公演とは関係無く独立しているのって、栄や難波、博多では普通のことなんですけど、「本店」でははじめてのことなんですね。
 「支店」の研究生公演は、正規メンバーのアンダーのことは考える必要がありません。
 だからAKBの研究生公演でも、他のTeam が「ワッショイ」をやる時のように、わかりやすく50音順に名前を呼んだって、何の差し障りもなかったでしょう。
 Team Eの「ワッショイE!」なんか、50音順でもポジション順でもありません。やりやすいように順番を変えることだってできない訳じゃない。

 
 でも研究生公演「パジャマドライブ」の「レッツゴー研究生!」は、オリジナルメンバーのポジション順を守った。 


 実際には大した理由があった訳ではないのでしょう。
 「えーっと井上ポジはヒラリーね。浦野ポジは高島、多田がこじまこ、柏木はなあちゃん、と。じゃこの順番でよろしく」くらいのもんで、深い考えなんかありゃしなかったのでしょう。


 でもねえ、名前の呼ばれ順の理由に気づいたとき、僕には妄想めいた考えが浮かんじゃたんですよ。
 ヲタをして「神公演」と言わしめ、AX2009では奇跡を演じたあの「パジャマドライブ」が、とっくの昔に幕を閉じた伝説の公演が、オリジナルのメンバーによって時空を超えた幻のシアターで今でも演じられていて、研究生たちはその舞台に立っている先輩たちに近づこうと、今でもその背中を見つめているんじゃないかって。


 こんな風に感じてしまったのにはもう一つ理由がありました。


 「レッツゴー研究生!」の時の服装、よく見るとオリジナルの「パジャマドライブ」と同じですよね。
 正直言って、ちょっとダッサダサなTシャツ。
 ブランド名は「Palms & Labskie」と読めます。どうやら今はもう無いブランドみたいです(もしまだあったらごめんなさい。少なくとも親会社のブランドラインナップからは消えているのでそう判断しました)。だからこのダッサダサTシャツは今買おうと思ったって買えないはずなんです。


 AKBの衣装庫の奥からわざわざ引っ張り出して着たんでしょうね。
 「ジャンヌ」とか「てもでも」とか、手のかかる衣装ならわかりますよ。作るの大変そうだし。でも普通のTシャツじゃんあれ。それもダッサダサの。
 

 それを敢えて引っ張り出して揃えて着てる。
 しかも全員じゃないんだけど、どうやら研究生たちは当時の自分のポジションの先輩と、色をあわせようとしている。
 柏木ポジの岡田(奈)と渡辺ポジの西野は、当時の柏木、渡辺と同じクリームイエロー。片山ポジの相笠は片山と同じブルー。佐伯ポジの佐々木も佐伯と同じパープル。

 
 勝手な思い入れと言えばそれまでですが、僕はこんなところに研究生たちの先輩に対する深いリスペクトの思いを感じてしまいます。
 そして平田は井上の、高島は浦野の、小嶋(真)は多田の、岡田(奈)は柏木の、残りの研究生たちもみんな、それぞれの先輩のアンダーにいつ呼ばれてもいいように汗を流しているんじゃないかって。


 まあ、妄想ですけどね。


 そろそろまた呼んでくれないかなあ。
 僕もまだまだ足りない。
 全然足りないようです←


 (追記:2013/0510)
 5月8日、TDCで「思い出せる君たちへ」の一環として、B3「パジャマドライブ」公演がAKB48研究生によって行われた。開演直前の舞台裏の映像を、平田がレポートしている。
 研究生はみなシアター以外で初めて行われる公演に緊張した面持ちで、おのおの感想を述べていた。
 その中の一人、なっきーこと内山奈月は3階バルコニーの席からステージを見下ろして傍らの同僚に尋ねた。

   これってリクアワやってるのもTDCでしたっけ?
   (そうそうそうそうそう)
   じゃあれですね、佐伯さんとかが「てもでも」やってたのもここなんですね…
   (どうしたの?)
   ちょっと感慨深いなあって思って…

 残念ながら、佐伯がリクエストアワーで「てもでも」を披露したのは2011年までで、場所はTDCではなく渋谷AXだった。
 でも現在研究生公演「パジャマドライブ」で佐伯美香ポジについている内山が、会ったこともないであろう佐伯を、深くリスペクトしていることは、このちょっとした会話で十分にわかった。


 話したことどころか、会ったこともない先輩たちの背中を、研究生たちは今でもじっと見つめている。

2013年4月10日 (水)

白いシャツ

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 白いシャツを買った。


 白いシャツなんて、何年ぶりだろう。いや法事を除いたら、何十年ぶりだ。
 今ある手持ちのシャツは、全て色柄物。基本はブルーやピンク、オックスフォード地のボタンダウンシャツ。ピンストライプが少々。濃いグリーン地に紋章をあしらった派手なヤツやちっちゃなフラダンサーと椰子の木柄を散らしたボタンダウンだって持ってる。
 でも白いシャツは、ない。


 似合わねえだろうなあ、白いシャツ。
 いや違うんだよ、似合わないんじゃなくて、見慣れないだけ。見慣れりゃいけるよ。うん。

 ・・・

 やっぱ似合わねえ。


 そういや就職するとき、K君の元彼女から白いオックスフォードのボタンダウンを貰ったっけ。
 「もう社会人なんだから変なカッコはしないでよ」って言われて。
 確かに変なカッコしてたもんなあ、学生時代。ヴィヴィアン・ウエストウッドがまだとんがってた頃。「流行通信」がカッコイイ雑誌だった頃。もちろんWorld’s Endで買う金なんかなかったから、古着を自分でちぎって縁を焦がして、裏返しにして着たりして。プアルックってゆったんだよ。
 うひゃあ今から思うと恥ずかしいぞ。え、バブルよかずっと前だぜ。若い子は何でもバブルの話だと思っちゃうけど。


 変なカッコしてK君や、まだ K君とつき合ってた彼女や、みんなと毎日遊んでた。
 ケイタイもポケベルも無い頃。誰かに何かを伝えるためには、手紙を書いた。便箋を選んでペンを選んでインクの色を選んで。


 何にも伝わってなくても、夜になるとみんないつもの店に集まってた頃。


 仕事が始まって、白いシャツにレジメンタルタイを締めて、だんだんみんなと遊ばなくなって、K君がいなくなって、彼女が後輩と結婚して。


 うわっ変なところの蓋が開いていろんなモノが出てきたぞ。ヤバイヤバイ。
 

--


 あの白いシャツ、どこへやったんだろう。
 みんな、どこ行っちゃったんだろう。
 

 いつの間にか白いシャツは着なくなったけど、オックスフォードのボタンダウンシャツを選ぶ習慣だけが残った。今やもう「ピンクが似合いますね」なんておべんちゃら言われてニコリともしない厚顔無恥なおっさんだ。

  白いシャツ着よう!/まっさらな気持ちで

 うん、白いシャツ着て行こう。君たちがそう言うのなら。


 ちょっと似合わないけど。
 ちょっと気恥ずかしいけどさ。


--


 というわけで、2013年4月10日、僕は買ったばかりのオックスフォードの白いボタンダウンシャツを着て、シアターに行ってきました。ヴィヴィアンのタイを締めて。


 AKB48研究生公演「パジャマドライブ」。
 こんなに早く呼んで貰えるとは思わなかった。


 ありがとう、光宗大明神。身が裂けんばかりに君が苦しんだ残酷な季節がまた近づいて来たけど、君の13期は大丈夫だ。


 ありがとう、峯岸坊主観世音菩薩。よくぞ立ってくれた。黙ってやり過ごしてほとぼりを冷ますこともできたけど、そんなのはAKBじゃないやい。


 そしてありがとう、なっちゃん。君にもう一度会えることが、心底嬉しい。今夜はかつて君が心血を注いだ「パジャマドライブ」。演じた後輩たちは一心不乱だった。きっとなっちゃん、君たちもそうだったんだよね。


 16時30分シアター着。


 まずはいつもの通り研究生の箱にお賽銭。
 「一日も早い復興と、研究生諸君の夢がかなうことを祈念して」。
 ね。大人らしく邪念無しのメッセージを添えて。


 最近は投入前に係の人の方を見て、「はい、これから入れますよ-」って顔するの。ちょっと催促してるみたいでイヤラシイんだけどさ。てか催促してますけど何か?
 で、貰ったのがでっかいステッカー。デザインは同じだけど、新しく作ったんだね。ちょっとびっくり。


 いつも通りお賽銭箱の写真を撮ろうとして、こんだどんなアングルにしようかな、と思って見回してたら、ひっそりと飾られてあったのがこれ。


2


 岩手県山田町の児童からAKBに送られた手書きの感謝状。

 親愛なる研究生諸君。
 君たちもいつか是非行って来ておくれ。
 軽やかなステップで、こども達を励ましてきておくれ。口ばかりで腰の重い僕ら大人たちの代わりに。


--


 いったんビルを出て時間を潰して、白いシャツに着替えて抽選を待つ。
 タキシードを着た外人さんが5人、通訳を連れてVIP入場。
 もうね、抽選なんかどうでもいいのここに来られたら。とは言うモノの、後ろから2番目になるくらいだったら「優勝」したかったよね。
 立ち見正面3列目、幸い前の人は僕より背が小さくて、何とか左目で視界を確保。
 「優勝」のレーンのお客が入ったその後で、似合わないスーツ姿の若い男女が数人入場。立ち見エリアの後ろの通路に案内されてた。どっかの企業の新入社員が見学に来た感じ。
 

--


 暗闇に浮かぶ円陣。
 そしてついに始まった、僕の「初日」。


--


 岩立。
 みんなさあ、「天使のしっぽ」で小嶋ばっか見てるでしょ。または篠崎。
 まこちゃんあやなんカワイイカワイイって。
 うん、確かにこじまこあやなんカワイイさ。でもねえ、今日気づいちゃったんだけどねえ、みんなの目が小嶋篠崎に行ってるスキにね、岩立はねえ、カワイイ表情に時々ちょろっとエロをまぶして来るんだよ。
 自分のパートじゃやらないの。そういう歌じゃないから。
 自分で歌う時は「カワイイカワイイ」で通してるんだけど、お客が「まーこちゃん」とか「あーやなん」って言ってる時にねえ、あたしのことだけじっと見ててくれる人だけに、特別サービスの表情をちらっと見せてくれるの。
 え? と思って見てると、「べつにー」ってお澄ましなの。
 こらっ。そういうことすると目が離せなくなっちゃうでしょ。
 こういうのちっちゃいお嬢ちゃんにはできないよね。さすが女子大生。軽くやられちゃいました。


 相笠。
 僕はずっと相笠をさっさと昇格させるべきだと言ってきた。でないと宝の持ち腐れになってしまうんじゃないかと危惧してきた。正規メンバー、たとえば石田(安)や松井Jなどと競いあう環境の中でないと、彼女のパフォーマンスが生きてこないんじゃないか、と。
 だって「僕の太陽」では、彼女は埋没してたんだもの。うまいけど「目撃者」公演で見せたような、正規メンバーの先輩から力ずくで客の視線を奪うような、はっと息を呑むような瞬間が見られなかったんだもの。周りにあわせてセーブしているみたいに。
 でも今日は、彼女が研究生でいてくれてよかったと思った。
 「純情主義」での3人。相笠だけじゃなく平田村山がいいんだ。
 特に村山。
 正直今まであんまり印象的ではなかった村山が別人のようにすっごくかっこよかった。
 でね、これってたぶん相笠の影響なんだと思う。
 「僕の太陽」では、相笠が周りにあわせてる感があった。でもこのステージでは、平田村山が相笠のレベルに近づこうとしてる。相笠がそれを引っ張っり上げてる。そう感じた。
 「純情主義」って言ったら「高速ターン」(個人的には「相笠ターン」と呼びたいけど)じゃん? 3人揃ってのターンが、どんどん揃って決まって行く感じなんだよね。
 びしっ、びしって。こういうのって見ててしびれるよね。
 平田だっていいよ。
 今夜のステージじゃあんまりターンが高速なもんで、村山の帽子が飛んじゃったんだよ。どうすんのかな、と思ったら、曲の後、平田がハケルる時にすっと拾ってった。曲の余韻と緊張感を保ったまま、その所作がまるで曲のフリの続きであるかのように、かっこよく。
 意識の高さだよね、これって。
 もちろんヒラリーは昔っからこういう子だけどさ、このユニットを得て魅力バクハツだと思った。


 佐々木。
 「ヒグラシ」の白と「晴れが苦手な少女」はゆかるんで決まり。
 イメージ先行と言われればそれまでだけど。だって条件が十分に整うと、結構なジャンプを見せてはっちゃけることもあるんだよね、ゆかるん。
 
 
 岡田(奈)。
 この人、ホント言ってちょっと苦手意識がありました。
 取っつきにくいというか、本人も自覚しているように「笑顔が苦手」でしょ、彼女。僕はどうしても西野のヒマワリのような笑顔に惹かれてしまうんですね。
 それに人気先行の感じがしちゃって。
 でもねえ、夕べのこの人はカッコよかった。
 特に後半「Two years later」から「命の使い道」は完全に彼女の独壇場だった。髪振り乱して鬼気迫ると言ってもいいくらい。
 西野も頑張ってたんだよ、きりっとした表情で。でもどうしても岡田(奈)に目が行ってしまう。
 「命」の最後なんか、ホント抜け殻に見えて心配になっちゃった。それが「キスして損しちゃった」に入った途端、魂が吹き込まれたようになってほっとしたくらい。虚ろだった目に明かりが灯ってふっと笑顔になって、小さな花が咲いた。
 そういや「咲く」と「笑う」とは同じ事だったんだよね。
 花は必ず咲くから、無理に笑顔作らなくていいよね。

 
 茂木ちゃん。
 僕は彼女が研究生の中でイチバンべっぴんさんだと思うのだが、それはすでにハートをもっぎもぎされている証拠なんだろうか。
 あれだけ接触を求めていながら、リアルでは「ぼっち」。
 そんな彼女に旗を持たせてセンターに立たせてみたい。その姿はどんなに凛々しいだろうことか。
 「誰もがJeanne d'Arcになれる」って秋元先生、それって火焙りの運命もコミなんですか?
 まあ余談だ。


 MCは相変わらずぐだぐだ。
 別にお話の達人を見に来ているわけじゃないんだからいいんだけど。
 達人峯岸先生をしても、どうにもならない感じ。もっとも先生ご自身も道に迷っておられるご様子で。
 仕方あるまい。時あたかも「最も残酷な月」なのだから。
 そんな中、異彩を放ったのは髙島嬢。先生をして「たかみなと同じ匂いがする」と言わしめたのはお手柄。

2013年4月 4日 (木)

2人乗りの自転車

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 苦い酒を飲んだ。


 言いたいことを言わずにぐっとこらえ、言いたくもないことをにこやかに言い、こみあげるものをネクタイで食い止めて、苦い苦い酒を飲んだ。


 花冷えの深夜。泥酔してふらつきながら明かりの消えたビル街をとぼとぼ歩き、ようやくホテルの部屋にたどりついた。
 冷たい水をひとくち飲んで再生ボタンをクリック。
 パソコンの小さなモニターの中、なつかしいシアターのステージに彼女たちはいた。

  ちょっと見逃してよ このまま/Go to どこへでも
  Heaven 君となら/走り続けたい
   'Cause I'm loving you!

 たわいもない、片思いの「僕」の歌。
 秋元先生お得意の、せつない物語を載せたはじけるように明るいメロディー。 
 ノンストップの4曲目ともなればへとへとかもね。
 息を切らせながら、それでも満面の笑みを絶やすことなく踊り続ける彼女たち。


 ああ、そうだね。
 笑顔は伝染するね。


 その時、不意にわかった。
 どうして僕がこんなにあの場所に行きたくて仕方ないのか。


 僕が会いたいのは彼女たちだけじゃなかった。僕が会いたいのは、あの頃の僕自身なんだ。
 夢中になって夢を追いかけてる彼女たちを夢中になって応援しているまだ叶えるべき夢が人生の先にあることを微かに予感していた頃の僕。


 シアターに行けば、あの頃の僕に会える。


 今ごろ気がついたの?
 鈍いなあ。
 そんなこといっとう最初に言ってたじゃない。
 「時間のない国」って。

  勝手な想いに/代償は要らない
  ペダル漕いでいるのは/そこに道があるから

 確かな重みを後ろに感じているのに、ことさらに前を向いて何でもないふりをしながらペダルを踏み込んでいるのは、あの頃の僕。


 さっきまで笑ってたのに、モニターの中のラインダンスを見つめなが涙が止まらない理由は、秋元先生ならよくご存じですよね。


 それにしても西野(ハッピーバースデイ!)の足はよく上がるなあ。
 でもあの衣装はダッセエよなあ。


 ちきしょう。
 また会いに行きたいぞ。

2013年3月21日 (木)

初日3

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 研究生諸君、初日、おめでとう。

 
 そう、何度でも「初日」はやってくる。

  先輩たちには/負けたくないよ 絶対に
  私たちのショーを作りたかった

 そう、わかってるじゃないか茂木ちゃん。君の言葉が正しい。
 君たちが初日の気持ちを忘れない限り、先輩たちに負けるはずがない。


 そう、君たちこそがAKBだ。
 いつか必ず、また会いに行くからさ。
 待っててよね。
 

2012年11月13日 (火)

初日2

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 闇が晴れると、円陣が見えた。
 そうだ、「初日」なんだ。


 「いつも感謝 冷静に 丁寧に 正確に
  みんなの夢がかないますように」


 懐かしい言葉、聞き慣れない声、そこにいない人々。
 はじけるイントロ、ステージに散る新しい居場所を得た新しいメンバーたち。
 そう、ここが君たちの新しい国だ。

  夢は涙の先/泣き止んだ微笑みの花

 泣き止むまででちょっと時間がかかっちゃったぞ。


 新々Team Bなんとか公演初日。オンデマでやっと見ることができた。


 ちっちゃなモニター、明らかに光量の足りない映像(なんでなんだろ? レンズが暗い?)だったけれど、続く2時間弱、僕は楽しくて仕方なかった。
 だからどのパフォーマンスの評価にもバイアスがかかって、「たいへんよくできました」の大バーゲンだ。この曲、こんなに(かっこよかったんだ/かわいらしかったんだ/感動的だったんだ)のオンパレード。メンバーもしかり。


 大丈夫。もう大丈夫だ。
 高らかに、誇らしげにTeam の名を名乗るメンバーたちを見ていると、訳もなく安心な気持ちでいっぱいになる。キャプテン梅田の頼もしさ。市川の稚気。峯岸の安定感。小嶋の美しさ。触覚の取れた加藤の可愛らしさ。石田の潔さ。石田(安)の身のこなし。渡辺(美)のひたむきさ(全然「釣り」なんかじゃないじゃん!)。


 いろんなところで現場を見てきた人が言ってることなので、僕がごちゃごちゃ書くのは屋上屋を架すの譏を免れないんだろうけど、それでもやっぱり言いたくなっちゃうよねえ。若手、中堅、ベテランが支え合って、きっとうまくいく。


 何と言っても峯岸。やっぱりみぃちゃんだ。


 特に印象的だったシーンについてどうしても書いちゃおう。笑いの分析など野暮天の極みであることを承知の上で。


  ユニット曲後のMC、お題は「自分のユニットのセールスポイント」なのだが、話の流れで加藤が「思い出以上」の峯岸を絶賛した。


 「ミネギシさんなんですけど、もうひとめ惚れしました。カッコよすぎて」。


 これを受けた峯岸は素直に喜んで見せたが、それに留まらず、 
「若い子にそう言われると、何かしらの力が動いてるんじゃないかと思われそうでスゴいイヤなの」と話してひと笑いを取った。


 まあ峯岸が上手に話を転がした、と言ってしまえばそれまでなのだがちょっと詳しく考えてみたい(余談だが、今でこそ峯岸はしゃべりや廻しの才がクローズアップされているが、もともとみぃちゃんは歌も踊りも「出来る子」なのである。なーんて古参ぶって書いてる僕も、生で見たことはないんだけどね。でもこれまでの公演DVDをしっかり見ればそんなのすぐわかるはず。みぃちゃんにとってカッコいいパフォーマンスなんてお茶の子さいさいなのである。勉強足んないぞカトレナ)。


 大前提として、曲間のMCはそれ自体客を楽しませるもの=エンターテインメントでなければならない、というテーゼがある。少なくとも峯岸を含め古参のメンバーはそれを熟知している。一方、元Team 4のメンバーは、どうもその意識が希薄であるようだ。
 

 MCなんてステージ上でメンバー同士で会話がはずめばオッケーみたいな認識なんじゃないかしらん。お客のことは余り眼中にない、みたいな。


 たとえば、加藤の「ミネギシカッコいい」発言は単なる感想である。これをただの仲間褒めに終えてしまっては、エンターテインメントにならない。


 そこで峯岸は、加藤の誉め言葉はそのまま受け取る一方、チーム内の年齢格差・キャリア格差を背景に、ありもしない「力による支配=パワーハラスメント疑惑」を敢えて口に出して笑いに結びつけた。聞きようによっては秋元康によるメディアへの圧力を思い起こさせる微かにブラック風味のある返答である。


 ひとしきり沸いたところに島崎が唐突に変な割り込みをした。

 
 「ミネギシさん、すっごい優しいんですよ」


 意図はわからない。というか、別に意図はなかったのだろう。島崎がその時そう思ったからそう言った、ただそれだけのことだろう。これもまたお客は眼中にない。

 
 これに対する峯岸の切り返し。ちょい切れ気味。
 「ふざけんなその無表情でそれないよそのセリフ。優しいエピソードがあるならちゃんと細かいエピソードをつけ加えてよ、どうせなら、今度からは」。
 沸く客席。「ぱるるはポンコツだなあ」「みぃちゃんのツッコミはするどいなあ」云々。


 峯岸のこの返答からは二つの目的が読み取れる。


 ひとつは、「峯岸が優しい」という、加藤以上に単なる感想でしかない島崎のコメントを、先の「パワーハラスメント疑惑」に絡める、という意図である。


 実際には、この時島崎は、彼女にしてはにこやかな表情で「優しい」と述べていたのだが、これを「無表情で」と斬り捨てることによって島崎のいわゆる「ポンコツ」ぶりを俎上にあげると同時に、前の話の流れ(パワハラネタ)を生かして、「島崎の発言も圧力によるお追従である」可能性をにおわせ、かつ「お追従するならばもう少しうまくやれよ」という意味にも取れる発言を加えて全体を笑いに回収した。


 もうひとつは、「細かいエピソードをつけろ」という注文である。


 加藤や島崎が「単なる感想」を述べるに止まるのは仕方がない。
 しかし少なくとも「単なる感想」を「お客さんに聞かせる会話」に仕立て上げるには、他人が共感するにせよ反論するにせよ、具体的なひっかかりが必要だ。抽象的な「優しい」ではなく、何でもいいから具体的な何かが。
 それを客の面前で指摘するということには大きな意味があったろう。


 これがTeam 4だったら、島崎の「すっごい優しいんですよ」「そうだよね、ミネギシさんって優しいよね」「先輩みんな優しいよね」で終わってしまって、何のふくらみもなかったろうということは想像に難くない。


 ところで峯岸のちょっと切れ気味の返答には、伏線があった。


 直前、市川が自分のユニット曲について、「アホっぽいフリがあるので、自分にぴったりだ」というようなことを言った。大仰なフリまで交え、自分をアホの子と規定して盛り上げようとしたわけだ。


 でも市川1人では話がふくらまない。そこで「ぱるるさんと目が合うんですよ」「いつも(ぱるるさんに)笑われます」と同僚島崎に援護を要請した。梅田がそれを拾って、「どう思ってるの」と島崎に話を振った。


 当然自分のユニットについてのコメントでも、曲中の市川の動きについての感想でも話は広げようはある。最悪フリを2人で再現して周りに感想を振れば「落ち」にはなる。


 しかし島崎の回答は「レモンだなあと思いました」というとことんポンコツなものだった。梅田もリカバーしようがなく、「ホントに思ってる?」と流すしかなかった。


 この間峯岸は発言しなかったが、「使えねえなコイツ」と心で舌打ちしていたに違いない。
 ポンコツな回答しかできないのは仕方ない。問題はそれがどうポンコツなのかわかっていないことなのだ。
 島崎はTeam 4時代、話を振られて「別にありません」と答えて呆れられたことがあったやに記憶している。


 「自分でなんとかできなきゃ、せめて他が拾えるような玉を投げやがれ」。
 市川に対する島崎の対応のまずさが、直後の峯岸から島崎への苦言(ちゃんと笑いになっている)に繋がっているんだな、と僕は思った。 


 峯岸「先生」の敬称は伊達じゃないやね。 

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 MCについてこれまで僕はほとんど触れてなかったのだけれど、この際だから言っちゃう。


 自己紹介のキャッチフレーズについて。


 現場をずっと見ているわけじゃないので、確かなことは判らないのだけれど、オンデマでステージが見られるようになって気づいた。


 いわゆる「本店」では、自己紹介で、年齢と名前だけでキャッチフレーズを言わない若手メンバーが多すぎる。栄やナンバ、博多はほぼ全員がなんらかのキャッチフレーズを言っているのと対照的だ。
 「支店」のメンバーは、キャッチフレーズに頭を絞り、とにかく名前と顔を覚えて貰うことに必死だ。それにくらべ、本店は放っておいても覚えて貰えるという、油断、甘え、驕りがあるんじゃないか?


 ま、正直言って中には聞いててつらくなるキャッチフレーズもあるにはある。やってる方もつらいだろう。古くは「1+2=Nなっち」、最近では「フレッシュレモンになりたいの」。


 最初は「さぶっ」という反応だっただろう。だがやり続けることによって佐藤(夏)は「Nさん」になり、市川はレモンが定着した。波動砲くらってうおおおおおおだって最初はつらかったと思うぞ(主に客がね)。あ、「涙の数だけ輝きたい」はもらい泣きしちゃって今でもつらいんだけど。


 新々Team で、峯岸が梅田が片山が自己紹介でキャッチフレーズを交える中(みぃちゃんなんか新キャッチフレーズ、「新Team Bの正統派アイドル」だぞおい)、「○○歳、高校×年生の△△△△です」ってやる気あんのか。

 
 滑っても寒くても、やんなきゃ始まらないことってあるんだと思う。カッコ悪いことしたくない、自分を守りたいって意識があるのではなかろうか。


 恐らくあっちゃんの悪しき影響なんだろう。
 あっちゃんと言えば「○○歳の前田敦子です」。
 確かに滑らず寒くならず、周りが必死の中クールでカッコよかったさ。でもあれはあっちゃんだからこその芸当で、あれをまねちゃいけない。


 あとキャッチフレーズをやっても少しヤッツケの人。明らかにやらされてる感がにじみ出てる人。
 加藤お前だよお前。「あっちこっちれなっち」よくできたキャッチフレーズなんだからもうちょっとタメを作ろうよ。流さないようにしようよ。


 これはあれだね、高橋総監督の悪影響かもね。
 「見た目はちょっぴりヤンキー、心はガラスのハート」ってスゲエ早口で言うじゃんたかみな。もう何か呪文みたいだもんねたかみな。
 ここは一つじっくりためて発声して後輩のよき範となってもらいたいものです。
 

 若手と中堅とベテランが支え合って競い合って教え合って伸びていく。

  先輩たちには/負けたくないよ 絶対に
  私たちのショーを作りたかった

 そのための準備はできてますからね。

2012年1月30日 (月)

初日

words
video

 なんだろうね、このやるせない気持ち。
 こんなにダメージを喰らうとは思わなかった。


 「ルールを守らなかった彼女が悪い」。
 うるさい。ルールなんて糞喰らえだ。


 「脇が甘すぎた。自業自得」。
 うるさい。地獄へ落ちろ。


 「ここで大目に見たら、AKBの組織が揺らぐ」。
 うるさい。そんなことで潰れるならとっとと潰れてしまえ。


 ああ、僕は今日もまだ取り乱してやさぐれたままだ。


 なっちゃん、あなたは今どうしているのでしょう。


 昨日まであなたを支えていた豊潤な大地が、あっという間に乾いた砂に変わって崩れ去っていった絶望と戦っているのでしょうか。


 あなたの疲れを癒していた心地よい眠りが、呪いのように失われていったことに呆然としているのでしょうか。


 その数800を越える夜と昼、あなたが立ち続けたあの舞台に、
 はじまりの時、高らかに「パーティー」と叫んだあの舞台に、
 何度も何度も間違って、今度こそはと思ってもやっぱり間違っちゃった歌い出しを、飽きることなくやわらかな笑みとともにずっと聞いていた人々が見つめ続けていたあの舞台に、
 大人の都合と子どものわがままの板挟みになり、心血を注ぎこんだチームは満身創痍で、それでも仲間たちと高らかに

夢は涙の先/泣き止んだ微笑みの花

 と歌い上げたあの舞台に、
 二度と立つことが出来なくなったあなたは、今、涙を流しているのでしょうか。


 平嶋夏海さん。
 なっちゃん。


 どうかあなたの傍らにいる人が、あなたの慰めとなりますように。
 あなたに穏やかな眠りが訪れますように。 
 あなたの涙がなるべく早く乾いて、微笑みの花が咲きますように。

 
 傷ついたあなたの夢が、どんな形であれ、きっとかないますように。 

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